WindowsXPのインストールで…
会社のPCでのこと。
パッチが正常に当てられない状態が続いていて、IE7 Beta2をアンインストールしてみようと思った。
このままでは、なんらかの原因で既知のウイルスにやられたときに言い訳が立たなくて懲戒解雇もありうる。
今すぐに脅威があるかといえば、そんなに怖がることはない。
でも、長い目で見たら、やっぱり危なっかしい。
ということで、プログラムの追加と削除から「Internet Explorer 7 Beta 2」の削除ボタンをクリック。
しかし…
「Windows Internet Explorer 7 ベータ 2 は、このユーザー アカウントではアンインストールできません。インストールを実行したユーザー アカウントでログオンしてから再実行してください。」
と表示されてアンインストールできない。
そういえば、インストールしたときは別のユーザだったけれど…そのアカウントは削除してしまっていて、使えない。
アンインストール不可能に陥った(^_^;
が、ここで諦めると、残る選択肢はOS再インストール…
時間の都合上やりたくない。
一応、ネット上の情報をさまよってみますか。
キーワード「IE7 再インストール」でググると
http://www.exconn.net/Blogs/windows/archive/2006/05/09/10524.aspx
がでてきたので参照すると
[プログラムの追加と削除] に Internet Explorer 7 Beta 2 が存在しない場合には、%windir%\$NtUninstallie7beta2$\spuninst\spuninst.exe %windir%\$NtUninstallie7beta2p$\spuninst\spuninst.exe を起動してください。
との指示。
とりあえず実行してみたけど、同じエラーメッセージがでてきたので、次のファイルを覗いてみた。
%windir%\$NtUninstallie7beta2$\spuninst\spuninst.inf
[NoSort.UserMustBeSameAsInstall.Section]
PresentOp = checkReg,HKCU,SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer,InstalledByUser,0x10001
Display_String = Windows Internet Explorer 7 ベータ 2 は、このユーザー アカウントではアンインストールできません。インストールを実行したユーザー アカウントでログオンしてから再実行してください。
レジストリの値を見て、インストールしたユーザかどうか判断している模様。
では、OSを騙してみましょうか…
レジストリエディタを開いて、次のディレクトリまで降りていく。
HKCU\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer
※ HKCU は HKEY_CURRENT_USER の略
右クリック → 新規 → DWORD値
[新しい値 #1] を [InstalledByUser] へ名称変更
[InstalledByUser] を右クリック → 修正
値のデータへ 10001 を入力し、16進にチェックが入ってる状態で OK をクリック。
名前 InstalledByUser
種類 REG_DWORD
データ 0x00010001(65537)
プログラムの追加と削除から「Internet Explorer 7 Beta 2」の削除ボタンをクリック。
OSは素直に騙されてくれて、ソフトウェア更新の削除ウィザードが起動した。
そのまま IE7 Beta2 とはさようなら。
再起動すると、IE6が自動インストールされる。
WindowsUpdateで、IE6用パッチをあてて一安心。
アプリを下手にインストールすると、とんでもない目にあうね…
今回は何とかなったけどw