War FTPD でFTPサーバを立てる。

またも、備忘。
う〜む…かなり忘れてるぞ、自分。

前提条件

  • Windows XP Pro (SP2)
  • 対象者は、ある程度 windows の操作に慣れている人。
  • TCP/IPの基礎知識がある人。

かなりざっくばらん。

パーソナルファイアウォールを設定

    1. コントロールパネルの「ネットワーク接続」から、対象のNICを右クリックしてプロパティを開く。
    2. 「詳細設定」タブから、Windowsファイアウォールの設定ボタンをクリック
    3. Windows ファイアウォール」の「詳細設定」タブで、ネットワーク接続の設定から対象のNICを選択して、右側の設定(T)ボタンをクリック。
    4. 「詳細設定」の「サービス」タブで、FTPサーバーにチェックをつける。
    5. 好きなだけOKボタンをクリックする。

ウイルスソフトの設定

まれに、純粋なウィルスソフトのクセしてFTPポートを閉じる奴がいる*1ので、許可させる。
ずいぶん前に流行した Nimdaの対策とかだったりする。

ファイアウォールの設定

ルータやプロキシーなどがあったら、FTPのポートを開ける。
パッシブモードを使わないなら、TCPの20番と21番。
パッシブモードを使うなら、不特定の非特権ポート(TCP1024番以上すべて)を開ける。

WarFTPDの最新版をダウンロード

パソコンおやじさんのサイト(http://www.aconus.com/~oyaji/ftp/warftpd.htm)が詳しいのだけれど…
ざっと記録。


http://support.jgaa.com/ から、WarFTPDの最新版をダウンロード。
War FTP Daemon 1.80 には public beta とか書いてあるけど (Current) なので使う。


日本語化パッチを使いたい人は探してくる。僕は使わない。

セットアップウィザードを起動

FTPサーバとして公開するディレクトリを、先に決めておく。
自分しか利用者がいないなら、どこでもかまわない。
誰か使うなら、HDDがパンクすることやシステムのデータにアクセスさせるのかなども考慮する。


ついでに、管理者パスワードも他人に推測されにくく、自分には覚えやすいものを考えておく。
忘れたら再インストールくらいの意気込みで。


それからダウンロードしてきたファイルをツンツンしてあげる。
目覚めを待っていたウィザードが起動する。
質問に答えるだけで、FTPデーモンをサービス登録までしてくれる親切設計。

ログインテスト

ユーザを作って、利用を許可するディレクトリを設定して、パスワードも設定してみたりなんかして。
FTPサーバを入れたPCで、コマンドプロンプトから ftp localhost なんぞを打ってみる。
これでログインできるなら、ローカルマシン内部では全く問題がないということ。
後々、問題の切り分けが簡単になる。
次に、FTPサーバを利用したい環境(別のPCとかネットカフェとか)からFTPログインしてみる。
うまく入れれば、あとは運用するだけ。


WarFTPDには、結構クセがある。
使い慣れてしまったので、僕は問題ない。

*1:McAfee の企業向けVirusScanとか。