ヤな予感が当たった

メインで使っている自作のデスクトップPC…
一度電源を落としたら、そのままご臨終しそうだな…とは思ってた。もう、かれこれ5年前に組んだものなので、寿命が近いだろうなと。


メインPCよりスペックのいいノートPCがあることだし…と、軽い気持ちで電源を落として一晩…
電源そのものが入らなくなった(^_^;
Windowsの起動やHDDのシーク音がする以前に、通電しない。
ハードウェアでどこか*1故障が発生したみたい。
やっぱりか…予想してたとはいえ、結構なショック。
これが怖かったのもあって24時間365日、電源を入れっぱなしにしてたんだよね。起動時間が長くて待つのがイヤだったのもあるけど。


使ってたマザボは、Socket 423 な 850 Pro で、メモリもRDRAM(PC800)が最大2GBまでしか積めない、2001年4月発売のもの。
おっと…もしかすると余裕で7年経過してるんじゃ…
当時の派遣先上司とのやり取りがあった時期と派遣期間から考え直してみたら、2002年の7月頃に購入してた。


故障の予兆は、もちろんあった。
なにかにつけ CPU 使用率がハネ上がってリブートを余儀なくされたり、やたらと挙動が重かったり。
でも CPU 使用率は特定のアプリが対象になることが多かったし、挙動が重いのはメモリの不足(WinXPだけどメモリ512MB)が考えられる。


このマザボ、このまま廃棄だな。残念だけど。
直して使うにも故障箇所を特定するのが面倒だし、お金もかかる。
メインで使うなら、もうメモリ増設が必須なんだけど… PC800 という規格のメモリ自体、512MBのメモリ1枚で3万円越え。
ちなみに、RDRAM は2枚1組で使うことが必須だから、最低で6万円。
125MBを4枚組み合わせてるから、1枚で256MB以上ないと厳しいけど…やっぱり最低で5万円。
この投資を考えたら、100円PCを普通に買ったほうが CPU性能は同程度でも製造時期も新しくて保証がつくし、メモリも安い。


ん〜、残念ながらこのPCは、廃棄料金をとられても捨てたほうがマシかも。
愛着はありすぎるけど、使われてる規格が全て時代遅れ。



USB接続可能な外付け用HDDケースだけ買ってくれば、データだけは復旧できるかも…
IDE なのか SerialATA なのかは注意しておかないと。
重要なモンは NAS に入れてるから、消えても惜しくないデータしかないけど。
あ、バックアップは最近サボってたから、また定期的にやらないといけないな。


でも、こう考えると現状動作してる自宅サーバは頑丈だな。
http://d.hatena.ne.jp/KuroNeko666/20090106
こっちでも言及したけど、10年前のシロモノ。
これも電源を落としたらアウト…かもしれないな。
こういう事例(電源断で故障)はサーバエンジニアをやってるとよくあることなので怖すぎる。

*1:たぶん電源だろうけど、マザボ上でショートがあったかもしれない