明るい未来を照らすメモ

正しいかどうかはわからないけど、つらつらと考えたことをメモ。


HID で消費される電流って、どんなもんだろう?
Magna50 ではヘッドライトが交流なので、HIDを使うにはバッテリーから直接電気を取る必要がある。
バッテリー自体は、FTR4A-BS(古河電池)/YTR4A-BS(GSユアサ)が純正として指定されてる。
これらの10時間率容量(Ah)は、2.3Aとなっている。
これは0.23Aの電流を放電し(25度)、放電終始電圧10.5Vになるまでの時間と電流の積となる。
うん、意味がよくわかんない。
7時間連続で0.23A使うのであれば、性能劣化が少なく効率がいい感じ…と勝手に考えてる。


原付の場合、普通に乗るだけなら「たった0.23A…」と考えなくてもいい。
短時間ならもっと電力を使える。
バッテリーを極端に使うのは始動時くらいで、走行中はひたすら充電しかしないから 0.23Aでも十分。
逆に、走行中にバッテリーを使うとなると、とたんに怪しくなる数値でもある。



自動車/自動二輪車/原付などの乗り物は、基本的に電圧(v)が 12v で固定されてる。
そこで、HIDの消費電力から、電流(A)を求められる。

消費電力 電圧 電流
15w 12v 1.25A
35w 12v 2.92A
55w 12v 4.58A


むむ…、バッテリー直接だと HID の消費電力が激しすぎるな。
走行中は充電されるとはいえ、充電量と消費量のバランスを考えると、しんどそう。


ちなみに12Vのバッテリーを充電するのに、15V程度必要。
アイドリング中は12.5V→走行中15Vなので、ストップ&ゴーの多い日本では充電しきれない可能性のほうが高い。



やっぱり全波整流しなきゃダメっぽい。