インストール直後にしたこと

再インストールしてみたので、覚書。

初期パスワード

ユーザ パスワード
pi raspberry

最終的にインターネットからアクセスしたいので、これは変えておく。
root 権限を簡単に使えるアカウントでもあるし…(sudo をパスワードなしで使える)、ついでに root 権限のパスワードも変えておく。

$ passwd
pi 用にパスワードを変更中
現在のUNIXパスワード:
新しいUNIXパスワードを入力してください:
新しいUNIX パスワードを再入力してください:
passwd: パスワードは正しく更新されました


…もしかすると、ネットからアクセスさせるなら、ユーザそのものを削除しちゃった方が良いかもしれないな。
ssh ではログインできないアカウントとして root と一緒に設定しちゃえば済む気もするけど。

Raspberry Pi のアップデートとアップグレード

OS 自体をアップデートしておく。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade

Location

date コマンドを打つと、UTC 表示される。
これを JST に変えておく。

$ date
$ strings /etc/localtime
TZif2
TZif2
UTC0
$ sudo cp -p /etc/localtime /etc/localltime.`date +%Y%m%d`
$ sudo cp -p /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
$ date

JST が表示されればオッケー。

NTP

自宅の PC を全部 Raspberry Pi で時刻同期させたいので ntp.nict.jp に変えておく。

$ sudo cp -p /etc/ntp.conf /etc/ntp.conf.`date '+%Y%m%d'`
$ sudo vi /etc/ntp.conf
:%s/^server/#server/g
pool ntp.nict.jp minpoll 6 maxpoll 10

ここで iburst オプションを付けるのは考えどころ。
ntp.nict.jp へのポーリング間隔(アクセス回数)に、1時間平均で20回(1日の合計が480回)までという制限がある。
http://www2.nict.go.jp/aeri/sts/tsp/PubNtp/qa.html


iburst は、2秒間隔で8パケット(8回分のポーリング)を一気に送ることで同期を高速化するもの。
(NTP設定 - とあるSIerの憂鬱)


どうやら違う・・・?


つまり制限に抵触しやすくなる。
頻繁に再起動するなら使ってはいけないオプションだと思う。

が、どうも hwclock コマンドで、ハードウェアの時計にアクセス出来ないんで、もしかすると再起動で時計が大幅にズレるかもしれない…
対策としては ntpdate でも入れて(なんと、初期パッケージに入ってない)、OS の boot 時に、ntpd の起動より先に時計を合わせておくことかな?
事象が出たら、検討してみよっと。

$ sudo service ntp restart
$ ntpq -p
     remote           refid      st t when poll reach   delay   offset  jitter
==============================================================================
*ntp-b3.nict.go. .NICT.           1 u   28   64  177    7.094    0.070   0.485
+ntp-b2.nict.go. .NICT.           1 u   31   64  177    6.727   -0.183   0.334
+ntp-a2.nict.go. .NICT.           1 u   25   64  177    6.914    0.214   0.791
+ntp-a3.nict.go. .NICT.           1 u   23   64  177    6.676   -0.078   0.461

ntpq -p コマンドで、一番左側に * が付いたら、そのサーバに同期していることを示す。

alias

ls -l を短縮した alias に ll というものがある。
Raspberry Pi には設定されていないんだけど、ほかの環境では随分と慣れきってしまっていて、たまに打ってしまう。
なら、サーバ側を合わせよう。
ログインシェルには、コメントアウトされてるだけで記述自体はあった。

$ cp -p .bashrc .bashrc.`date +%Y%m%d`
$ vi .bashrc
:%s/#alias ll/alias ll/
:x
$ 

再度ログインすれば alias が有効になる。

sl

お遊びで sl コマンドを入れておく。

$ sudo apt-get install sl
$ sl


これで sl コマンドを打ったら SL が走り出すようになった。