トランジスタの使い方を勉強してみた

利用したもの

  1. ブレッドボード
  2. 25mm ファン
  3. ジャンパーワイヤー
  4. トランジスタ (2SC1815GR)
  5. Raspberry Pi 2 Model B (以下ラズパイ)


ちなみにファンは 25mm が100円、40mm が150円。

いずれも 5v 動作のものだけど、今回使うのは 25mm のほう。


教材に使ったトランジスタは、以下のような内容。

http://www.op316.com/tubes/tips/image/2sc1815.pdf より引用。
最大定格とか見ても、電気の素人にはさっぱり分かりませんでした(TT)。
だから勉強中なのですが…。


気を取り直して、どう接続したかというと…
ラズパイの gpio 21 ピンと、トランジスタのベースを接続。
ラズパイの 5V ピンに、ファンのプラス側を接続。
ラズパイの GND ピンと、トランジスタのエミッタを接続。
トランジスタのコレクタに、ファンのマイナス側を接続。


完成したのが、これ。


物理的な配線は、これだけで完了。
ちょっとあっさりしすぎてて、かえってびっくり。


ちなみにファンのケーブルは、無改造でいけた。
最初はハンダ付けする気まんまんだったけど、よく見たらジャンパーワイヤーの先を差し込むだけで行けそうに思えてきて…。

まぁ、よく考えれば、ソケットのピンも同じ太さだから問題ないのか。


いずれ対応するソケットを見つけて、きちんと処置したい。

ラズパイでの作業

次に、ラズパイでファンの回転をオン/オフしてみる。
これは、以前やった内容 から応用。

#!/bin/bash

# GPIO 21 に出力
echo "21" > /sys/class/gpio/export
# たまに処理が追い付かなくなる様な挙動を示すので、対策
if [ -x /usr/bin/sleepenh ]; then
        sleepenh 0.2 > /dev/null
else
        sleep 1
fi
echo "out" > /sys/class/gpio/gpio21/direction

echo "1" > /sys/class/gpio/gpio21/value
# 10秒だけ、ファンを回す
sleep 10
echo "0" > /sys/class/gpio/gpio21/value

echo "21" > /sys/class/gpio/unexport


うむ、これまたあっさりとファンが回ってくれて幸せ。


でも PWR ランプ(赤) が消灯する。
『PWR LED は電源直結から GPIO-35 を使うように変更されて、電源電圧が 4.63±0.07V 以下の場合に消灯する』とのことで、ちょっと気にしておいたほうが良いみたい。
(2A出力のUSB充電器に変えたところ、消灯することが無くなった。やっぱり電源は大切)



今日は、ここまでだけど…次にやりたいことは、CPU温度の冷却機構製作。
ケースに穴をあけて取り付け、CPU温度が一定以上になったらファンを回すという、アレ。
既に、CPU温度は取得方法が分かっている。
ファンを回す方法も、今日、手に入れた。
次は、設置しないと。



…その前に、設置できるかどうかが問題になりそうだけど、それは既にチェック済み。
40mm のファンは、どこかしら干渉してしまいそうだったので、見送っている。
35mm 未満だったら、ギリギリ行ける感じ。


で、25mm のファンを取り付けるにあたり、穴の位置とかが分からない。
丁度目の前にノギスがあったので計測してみた。
内径 2.5mm なので、2mmφ、かつ、10mm + 2mm (取り付ける筐体の厚さ) 。
なので、M2x15 以上のネジが4本必要だけど、これはホームセンターに売ってそう。


ネジ穴とネジ穴の幅は、20mmちょうど。
通風孔と併せて紙に印刷して、ドリルか何かで穴を開ければいけそうだな。



上記、とりあえずの処方でいずれ I2C を目指すにしても、少しずつステップアップしないと。





この日記をアップしたあと、似たような事例を探してみた。
やろうとしてること、そのものズバリをやられている方がいらっしゃって親近感w
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