Google スプレッドシートで縞々指定

端末が壊れて新しくしたんだけど、もともと MS Office が入ってないものを選んだせいで、いまさら四苦八苦している僕です。どうも。

んー、自宅でこれだけ Excel とか使ってたんだね、僕……という現実を目の当たりにして、Office 365 を買うか、他のアプリを使うか悩んだ挙句、先送りして Google スプレッドシートで間に合わせている毎日です。

自宅で使うのに高機能は必要ないだろうと思っていたのですが、MS Office 製品に慣れているとなかなか不便を感じたりするわけで、やり方の違いを覚えながら使ってます。

というわけで、やり方の違いの備忘。

今回やっていること

上の 3 行は項目として使う Google スプレッドシートを作成しています。
この 3 行を除外して、以降の行は 1 行ごとに色を塗りたい(縞々にしたい)です。

参考サイト様

Excel ではできない」と書いてありますが、関数名が違うだけ*1とかも含まれてますね…。でも FILTER 関数や SORT 関数とかは素直にすげぇと思いました。

条件付き書式設定

グーグルスプレッドシートを開いているなら、メニューの「表示形式」→「条件付き書式...」を選択します。
すると、シートの右側に「条件付き書式設定ルール」が現れるので、ここに条件を指定していきます。

マウスで指定できるので、そんなに違和感はないですね。

セルの書式設定の条件...

Excel 互換な感じですね。


数式を指定したいなら【カスタム数式】を選択するくらいでしょうか。
直下の「値または数式」に、関数を入れられます。

書式設定のスタイル

デフォルトだと緑ですかね。
指定条件を満たした場合にどんな色で塗るか、を指定します。


Excel を使っている僕としては、ここがちょっとしたストレスポイントですね。


塗りつぶしの指定とか、特定のカラースケールから選択するのですが、デフォルトだと明度はともかく彩度が指定できない。
実用上は問題ないですが、自宅で使っているのでもう少し彩度が欲しいなと思ったりするわけです。

範囲に適用

条件付き書式設定を適用する範囲を指定します。

偶数行/奇数行を指定

Excel の指定方法ですが、参考サイト様より、そのまま引用してみます。

奇数行
=AND(ROW()<>1,MOD(ROW(),2)=1)
偶数行
=AND(ROW()<>1,MOD(ROW(),2)=0)

すごくわかりやすい、かつ、勉強になりました。
言われてみればその通り。
今まで、昔覚えた面倒なやり方をしていた気がする(こっちの方が使いやすくて、もう今までの方法が思い出せない)。


てか、スプレッドシートでも同じのが使えるのね。
(指定方法をミスっていてやり方をさんざん検索した自分って、、、)

複数条件

別のやり方があるのかなぁと思っていたけど、全然普通にそのまま AND が使えた。

=AND([論理式1],[論理式2], ...)

なので、【偶数行かつ 3 行目より後ろ(4行目以降)の場合】を、スプレッドシートでカスタム数式に指定する関数はこれ。

=AND(ROW()>3,MOD(ROW(),2)=0)

うん、Excel と変わらない…

*1:文字列の結合用関数 CONCAT は Excel だと CONCATENATE 関数になります。EQ 関数も、EXACT 関数と同等だったり。あと ImportHtml 関数とか ImportData 関数とかの Import 系は、関数じゃないだけで Excel でも出来る。