Windows Update の弊害?

Windows Update の弊害?

この間、Windows を、バージョン 1903 にアップデートした。

その直後だけはリモートアクセスできて安心していたんだけど、その後全く応答がなくなってしまった。

結論からいうと、イーサネット設定(有線LAN)が、プライベートネットワークからパブリックネットワーク接続に書き変わっていた。

以下、その原因究明と対処のあれこれ。

さて、外出先から OpenVPN 接続後 Windows 端末だけは ping にも応答なし。
自宅内 LAN の、他の端末 (Raspberry Pi等) は応答があるし、ログインもできるので OpenVPN で、自宅まではアクセスできている模様。
でもって、Cacti では、Windows 端末がネットワークでいろいろ通信している様子が見える。

謎過ぎて分からなかったし、結局は自宅に戻らないと対処のしようがなかったので一時帰宅。

で、自宅 PC では、問題なくログイン可能。
IP アドレスも変更されていないし、他の Raspberry Pi 等へアクセスも可能。
でも RDP 接続は相変わらず NG で、ping にも応答しない。
NAS への接続が出来なくなっていたので、アカウントを登録しなおして接続。

とりあえず「コンピューターの管理」を開いて、イベントビューアーから Windows ログを参照してみた。
システムログとしては、アクセス許可を与えることができないとかなんとか。
ざっと見た感じでは OS としてはきちんと稼働しているけど、RDP その他を拒否しているように見えた。


ふむ。
こういう時、まず疑うのは、ファイアウォール

NIS の画面を開いて、いろいろ設定内容を見ていく。

……パブリックネットワークの例外?

……リモートデスクトップ接続?

試しにチェックを入れて、適用してみた。
リモートデスクトップ接続が出来るようになった……。

ぴんときた。
あー、もしかして接続しているネットワークがプライベートからパブリックに勝手に変更されてる?

うん、パブリックネットワークに、勝手に変更されてた。
そりゃ、外からアクセスできないね。

どっと疲れが出てくる……。

こんな設定、いじらないんだけどな。いじった記憶もない。
とは言え、設定を正しいものに変更しないとダメなのには変わりない。

パブリックネットワークの例外設定ではリモートデスクトップ接続を NG にして、イーサネットをプライベートネットワークに変更。

ping にも応答するようになったし、RDP でもアクセスできる。


他に設定が消えてるものと言えば……タスクバーのツールバー(ショートカットを仕込んでいるもの)が消えてた。
リンクを貼り直して、使えるようになったことを確認。

メールは、起動すればきちんと受信してくれたので問題なさそう。


うーん。
リモートでアクセスできて、コンソールで利用している KVMインターセプトするような製品って、何か安いものはないかな。