マジックライトペンでUVレジン

UVレジンを始めたという人が身近にいて、紫外線ライトを購入するかどうか迷っているという。
そういえば、自分でも興味もって以前調べたことがあった。はてダには書いてないけど。


で、100均のマジックライトペンという文具が紫外線を放射する LED を使っているので、それと100均のレジン液を購入。
で、固まるかどうかを試してみた。


結果。
照射時間次第で固まる。
ボタンを押し続けなきゃいけないので、指の突起に当たってた部分が痛い。


この結果から、ボタン部分をどうにか出来ないかなとマジックライトペンを分解してみると、使っているパーツはこんな感じだった。


・紫外線 LED
ボタン電池(LR1130が3つ)
・スイッチボタン


他、LED 固定用の樹脂パーツや通電用の金属板はあったけど、抵抗が入ってなかった。
抵抗が入ってなかった。


ボタン電池とはいえ、初期電圧は 1.7v あるはず。それが 3 つなので 5.1v くらいの電圧になるんだけど、本当に無抵抗な電気回路……。
普通はボタンを長時間押すものでもないし、それでいいのかもしれないけど……。


……5v で良いなら、他の USBライトと LED を付け替えてしまえば、痛い思いをしなくてもいいかも。


もう一度100均に行って、USB 接続タイプの LED ライトを購入。
20wの半田ごて(500円)と、同じく20wのハンダ(100円)、#00 のドライバー(100円)等も工作用品として購入。この辺は自宅ならあるんだけど、出先だったから持ってないんだよね。


で、LED 交換済みのものがこの写真。



USB 接続の LED ライトは、ネジを開けると基盤にチップ抵抗とLED、スイッチが組み込まれていた。
このライトのチップ抵抗は 47Ω だったかなぁ…捨ててしまったうえに、ちょっと忘れてしまった。


マジックライトペンのLEDと同じサイズだったのでハンダ付けし直してあげる。
この時は出先だったので、実は抵抗をバイパスして直付けしたんだけど、これだけの作業で普通に点灯した。
いまは 10Ω のものを(気休めに)付け直している。なぜ 10Ω なのかは、使える手持ちがそれだけだったから(他にもあるけど、1000Ωとか1Ωとか……)。
そもそも元の紫外線 LED の仕様が分からないしね……。
LED ライトのチップ抵抗をバイパスせずに、そのまま使っても良かったかもしれない。


とりあえず、UVレジンを紙の上に垂らして、綿棒を指して固めてみたのがこの写真。


ライトを付けっ放しで放置しつつ文章の校正をしたので時間が分からない(5分くらい?)けど、きちんと固まっている。
この交換の最大のメリットは、電池代を気にせず使えるってことだね。
あとは、スマホ用のバッテリーがあればどこへでも持っていけるので、目を傷めないように押し入れで放置とかも可能かな。