Windows 10 は、ログインしておかないと RDP できない?

念のために、一度 Windows 10 を再起動して RDP を試してみた。
なんと ping に応答しない。
もちろん RDP では接続できない。

コンソールでログインしてから RDP すると、なんと接続できた。

もう一度 Windows 10 を再起動して、ping を流し続けてみたところ、コンソールログインして数分後でないと ping に応答してくれなかった。

コンソールログインしていないと、いろいろ動いてくれないとか。


まぢかよ!!
うがー!

追記。

もう一度 ping を打ちつつ Windows 10 を再起動してみたところ、ping が応答してくれた。

およ?

で、RDP は接続……できないよねえ。
念のため、コマンドプロンプトから mstsc /admin /v:xx.xx.xx.xx でアクセスしてみたら、なんと接続できた。

Windows 10 の挙動、意味が分からなすぎる!

さらに追記。

検証として、もう一度 Windows 10 を再起動。
ping が応答するまで待ってから、RDP 接続しても NG だったものの、もうしばらく待ってからもう一度普通に RDP すると、今度は接続できた。

Windows 10 が起動してから、各種サービスが起動するまでは、かなりのタイムラグがあるように見える。
スペック的には、

CPU Intel CORE i7-4790
メモリ 16 GB
SSD 110GB (空き容量22GB)

なので、そう悪くはないはず。

むぅ。

Windows Update の弊害?

Windows Update の弊害?

この間、Windows を、バージョン 1903 にアップデートした。

その直後だけはリモートアクセスできて安心していたんだけど、その後全く応答がなくなってしまった。

結論からいうと、イーサネット設定(有線LAN)が、プライベートネットワークからパブリックネットワーク接続に書き変わっていた。

以下、その原因究明と対処のあれこれ。

続きを読む

banner コマンドを使う

banner コマンドを使いたいと思ったけど、Raspbian にはインストールされてなかった。

ということで banner コマンドが含まれるパッケージを調べる。

事前設定

$ sudo apt install apt-file
$ sudo apt update

banner コマンドが含まれるパッケージの調査

$ sudo apt-file search banner | grep "\/banner$"
afterstep-data: /usr/share/afterstep/banner
afterstep-data: /usr/share/afterstep/ucf/banner
album-data: /usr/share/doc/album-data/examples/banner
eggdrop-data: /usr/share/eggdrop/text/banner
epic4-help: /usr/share/epic4/help/4_Misc/set/banner
fortunes-it: /usr/share/games/fortunes/banner
fortunes-it: /usr/share/games/fortunes/it/banner
qt4-demos: /usr/lib/qt4/examples/declarative/text/fonts/banner/banner
surfraw: /usr/share/doc/surfraw/banner
sysvbanner: /usr/bin/banner
$ 

ということで、sysvbanner をインストールすれば良さそう。

$ sudo apt-get install sysvbanner
$ banner test

  #####  ######   ####    #####
    #    #       #          #
    #    #####    ####      #
    #    #            #     #
    #    #       #    #     #
    #    ######   ####      #

使用例

うまくいったので、/etc/motd に書き込む。

$ sudo cp -p /etc/motd{,_$(date +%Y%m%d)}
$ ll /etc/motd*
-rw-r--r-- 1 root root 286  728  2017 /etc/motd
-rw-r--r-- 1 root root 286  728  2017 /etc/motd_20190704
$ sudo banner $(uname -n) > /etc/motd
-bash: /etc/motd: 許可がありません

えぇぇぇぇぇ!?

$ sudo su -
# banner $(uname -n) > /etc/motd
# cat /etc/motd
(出力内容は省略)
# ls -l /etc/motd*
-rw-r--r-- 1 root root 390  74 12:01 /etc/motd
-rw-r--r-- 1 root root 286  728  2017 /etc/motd_20190704
# exit
$

なぜうまくいく?

root.hint の謎なアップデート

昨日、DNSOPS summer 2019 に参加して、自宅 DNS を参照していた。
で、DNS を構築して以来、ルートヒントを更新してなかったなぁと思い出して、ちょっと見てみた。
BIND のルートヒント(named.cache) がアップデートされているようだったので、どんだけ差分があるんだろうと思ったけど……

# cd /tmp
# wget https://www.internic.net/domain/named.cache
# cd /etc/bind/zonefiles
# diff db.root /tmp/named.cache
12,13c12,13
< ;       last update:     November 16, 2017
< ;       related version of root zone:     2017111601
---
> ;       last update:     June 27, 2019
> ;       related version of root zone:     2019062701
92c92
< ; End of file
---
> ; End of file
\ ファイル末尾に改行がありません
#

差分どこー?

Raspberry pi 4 model b が発売されてた

Raspberry pi 4 model b が発売されてた。

www.raspberrypi.org

spec を見てみた。

A 1.5GHz quad-core 64-bit ARM Cortex-A72 CPU (~3× performance)
1GB, 2GB, or 4GB of LPDDR4 SDRAM
Full-throughput Gigabit Ethernet
Dual-band 802.11ac wireless networking
Bluetooth 5.0
Two USB 3.0 and two USB 2.0 ports
Dual monitor support, at resolutions up to 4K
VideoCore VI graphics, supporting OpenGL ES 3.x
4Kp60 hardware decode of HEVC video
Complete compatibility with earlier Raspberry Pi products

まず、CPU が Raspberry pi 3 の 1 GHz から 1.5 GHz へ上がってる。
また、メモリも 1 GB しか選択肢がなかったのが、一気に 4GB モデルまで選択肢が広がっている。
もっとも、お値段もそれなりに……ん?

RAM Retail price
1GB $35
2GB $45
4GB $55

4GB でも、安いね……。

それから、電源が USB micro-B から USB Type-C に変わってた。
3A と書かれているからには PD に対応しているのかな?
5V * 3A = 15W だよね?

USB Type-C を使うとなると、電源の選択も少し慎重になるかも。
USB PD なら、対応してないケーブルだと大電流は流してくれなくなる規格だったはずだし、火事に対する安心材料は増えるね。


日本発売は、いつになるんだろう?

WiMAX2+ でのネット接続

生体肝移植の入院前に契約していた WiMAX2+ なんだけど、それまで節約していたぶんネット接続時間が爆発的に増えた。

でもね。結構、3日で 10GB とか、使うのしんどいぞ?

自宅へ RDP はそれなりにパケットを使うものの、自宅側(RDP接続されている側)のパケット送信分には 1日 1GB くらいだったか制限がかかっている。
あまり接続していると、プロバイダにアクセス制限を食らってしまうんだよね。

じゃあ、動画かな?
んー、そんなに出先で見たいとも思わないな。
病院では痛みがひどくて、落ち着くまでほとんどネットに触らなかった。
むしろ気分悪くて触りたくなかった。
手術直後は、運動不足解消目的の機械の微振動で内臓が揺らされて気分わるくなったし、ある程度よくなってからは痛み止めの薬が原因だと思うけど、ある意味バッドトリップしていた。目を閉じてもはっきりと映像が見えるとか、今までにない経験。仏像とかマリア像とかにポツポツとした穴が開いてるとか、僕がトライポフォビアだったら絶叫モノだったね。

次点で、音楽か。
……ちょうどよさげなサービスとして、Amazon Music があるね。
いまは図書館にいるし、イヤホンでヒーリング系音楽を聴きながら事務処理。

すごく久しぶりに図書館にきたけど、民営化してた。
いろいろ制度が変わってびっくりだ。

自宅へ Android で RDP 接続

自宅へ Android で RDP 接続

自宅 Windows 端末へ RDP でリモート接続をするのに、Android 端末から ssh 接続して、ポート転送によってリモートデスクトップを行ってみた。

接続に利用した環境

端末 モデル バージョン
スマホ F-01K Android 8.1.0
Windows BTO PC Windows 10 Pro 1803

Android にインストールするアプリ

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.microsoft.rdc.android
検証バージョン:8.1.71.387

  • ConnectBot

https://play.google.com/store/apps/details?id=org.connectbot&hl=ja
検証バージョン:「デバイスにより異なります」とあったが、Android 上では 1.9.5 だった。(更新日は 2018年11月9日)

操作方法

大雑把な流れを言うと

  1. Microsoft Remote Desktop」でアカウントと接続先サーバ情報を設定。
  2. 「ConnecctBot」で、接続サーバにアクセスするための踏み台となる SSH サーバにログインして、ローカルから接続先サーバへのポート転送を行う。
  3. Microsoft Remote Desktop」で、ポート転送されるローカルのポート番号にアクセスする。
初期設定

各環境にて読み替えが必要なものの、ここでは以下をサンプルとして記入する。

Windows 端末:192.168.0.1:3389
Android 端末:127.0.0.1:13389 → 192.168.0.1:3389 へポート転送

まず、Microsoft Remote Desktop の接続設定を行っておく。

起動したところの設定ボタン(画面左上の三の線)から「User Accounts」を選択する。
右上の「+」ボタンから、アクセス先 Windows に RDP を受け付けるアカウントを登録しておく。

Remote Desktop のホーム画面右上「+」ボタンをタップして「Desktop」を選択する。

この時、Wi-Fi 接続しているとローカルネットワークにある Windows 端末を表示してくれるみたい。
「ADD MANUALLY」をタップする。

「PC name」 に、ポート転送を行うローカルのアクセス先を入力する。
たとえば、127.0.0.1:13389 等。

「User name」 は、上記で入力した User Acccounts を選択する。

アクセス開始

「ConnectBot」で自宅 Linux サーバ等、ポート転送を有効にできる端末へログインする。

ConnectBot 右上の設定ボタン(3つの点)をタップして「ポート転送」を選択する。
右下の「+」をタップして、ポート転送設定を入力する。
鍵の名前:RDP(任意:SSHポート転送設定の名前)
タイプ:「ローカル」を選択
ソースポート:13389
転送先:192.168.0.1:3389

入力したら「ポート転送の作成」ボタンをタップして確定する。
ポート転送はもう有効になっているので、取り消し線で消されていないことを確認して画面左上の「←」で元の画面に戻る。
(取り消し線は、設定が無効であることを示すため)

接続が有効(レが入っていること)を確認したら、ホームボタンでホームに戻れば、バックグラウンド動作してくれている。

Microsoft Remote Desktop」を起動して、ポート転送元「127.0.0.1:13389」へアクセスする。
接続してよいか聞かれるので、内容を確認して「CONNECT」をタップする。

あとは、通常の RDP 接続と同じなので割愛。

アクセス終了

Microsoft Remote Desktop」を終了する。
「ConnectBot」で exit を入力するなど、セッションを終える。

終わらせておかないと、いつまでもセッションが残ったままなので注意する。


覚えだけ覚えておいて使っていなかったんだけど、出先で Windows 端末がなく、取りに戻る時間的余裕も体力もなく、のに自宅端末内にしかない資料を送付したい……ということがあって助かった経験あり。
そんなの本当に極まれなんだけど、緊急時っていうのは本当にあるもんだねと。