ひさびさの人力検索ネタ

http://www.hatena.ne.jp/1122381082
「食」問題に関した書籍・ウェブサイトのリストアップ。


!!WARNING!!
今日はグロいネタなので、心臓の弱い方、血やホラーが苦手な方は読まないでください。
!!WARNING!!


準備はいいですか?


さて、本題。
上のURIで、犬食問題が出ていた。
私自身、戌を食べたことがあるので言及してもよいだろう。
結論から言えば、戌は強烈な匂いが気にならなければとても美味しい食材。
「食べる」という行為からみれば、まっとうなものだと思う。
この問題よりカニバリズム(食人)の問題のほうが大きいのではないだろうか。
BSD(異常たんぱく質摂取による脳細胞のスポンジ化)というより、精神的な問題として、である。
食べることは好きでも、食べられる側は嫌だ。
圧倒的な暴力で、動物を食用に飼育する側だから目をつぶっていられるのだ。
食べるという行為をきちんと理解していないと「戌食はダメ」と言うのはわがままでしかないだろう。


韓国へは、社員旅行で行った。
同僚が食べたいと言っていたので体験として食べておこうという気になり、8人くらい集まってガイドのお姉さんに連れて行ってもらった。
(認めたくないものだな。若さゆえの過ちというものは)
また、そのお姉さんの話では、女性は戌を食べる習慣がなく、主に精力増強として男性が食べるとの事。
韓国でも犬は食べない。
犬という漢字をつかうのは、愛玩用だ。
食用として育成されたものは、戌と書く。
さらに、戌食自体も少なくなってきているのに、日本人が食べるなんて…と驚いていた。
戌鍋だが、私にとっては匂いがとても強烈だった。
犬小屋に長い間放置されている座布団をイメージできるだろうか?
その匂いが、鍋から漂っている。
韓国らしく多量ににごま油が使われているのだろうが、その存在は薄い。
瞬間的に顔をしかめたが、ここまできて体験しないのは私の性にあわない。
意を決して一口。
やわらかい。
しかも、うまい(匂いは除く)。
匂いが気にならない2〜3人は、ものすごい勢いで食べている。
私は、その一切れを食べたら、後は他にでているおかずばかりで、ごまかしてしまった。
最後にご飯をいれて、おじや風にして締めていたが…あまり食べられない。
ここで「あまり」という表現を使っているのは食べたからなのだが、この食事を逃すと夕飯までなにも食べられない日程だった。
さすがに、空腹を抱えるような真似はしたくない。
牛・豚・鳥・馬が食肉として重宝されるのは、ケモノとしての匂いが薄いからではないのか?
もう二度と戌を食べることは無い。


!!WARNING!! ここから下は、さらにグロい表現になります。


あるサイトで、ケンタッキー・フライドチキンにされる鶏の屠殺現場が見れる。
ただ食べるだけで、どのように作られるか知らないのは罪だと思ったから、見た。
上記の、「食べるという行為をきちんと理解する」ためだ。
決して変な趣味があるわけではないことを明記しておく。


大体のストーリーを書く。
・養鶏場で、蹴られたり、つばを吐き掛けられたりする鶏たち。
・捕まえられて、小さな箱に詰められる。
・逆さづりにしてから、のどを切って血を抜く。
→ これは、当然のことながら、生きたまま行う。
・熱湯につけて、羽をむしる。
→ まだ意識のある鶏は、ショックで羽をバタつかせる。
・適当な形に切って、配送。
・店舗で揚げて、販売。
・みなさん、おいしそうにお食事。


これを見たからといって鶏肉を食べられなくなるとかそういうことはなく、普通にマクドナルドでチキンフィレオサンドとマックナゲットを食べたりしている。
鶏の匂いって、そういえばよく分からない。
美味しい以外に、なんの感慨もない。
食の原罪というものなのだろうか。


先のサイトでは、牛や豚の屠殺も見られる。
豚は、電気式の屠殺機械で、しびれたらそれっきりという感じだったのであまりグロさはなかった。
が、牛は回転する箱に入れられて、首を拭いてから頚動脈を切る。
血はどばどばと吹き出るが、体が大きいだけあってなかなか死なない。
皮は、革にされるのだろうか。


だから、食べること自体は至極まっとうなものであって、他人がとやかく言うような問題ではないと思う。
戌より、虫(ゴキブリみないなの)を食べるほうが気持ち悪い。
というか、このサイトはそのものズバリ、ゴキブリを喰う…


うぅ、本当に気持ち悪くなってきた。


とりあえず、食用と愛玩用は別物という見方をしていることを付記。
どっちも命としての尊厳なんかないことに変わりが無いと思うが。