以前の言及のその後

まずは、http://d.hatena.ne.jp/KuroNeko666/20050901のその後。
僕は「各社ごとに同種ウイルスへ別名をつけたりしない」なんて言っていたけど…


コンピュータ・ウイルスに番号を割り振る取り組みがスタート,名前の違いによる混乱を防ぐ
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20051006/222416/


で、言及したウイルス名称の違いについて解消される見通し。
「マルウエアに番号(CME-ID)を割り当てて,混乱を防ぐことが今回の取り組みの狙いである」とのこと。
こんなに早く解消されるなんて思ってなかった。
やるじゃないか。



次は、http://d.hatena.ne.jp/KuroNeko666/20050902のその後。
「携帯電話とセキュリティ会社が提携する日はくるでしょうか」とか言ったけど…


ノキア:携帯にウイルス対策ソフトを標準搭載、急増に対応
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/it/mobile/news/20051006org00m300095000c.html


提携とは言わないまでも、標準でウィルス対策ソフトがつくようになった。
まだ対岸の火事かな〜なんて、楽観視している。


でも、対策ソフトが日本で搭載されるようになったら、逆にウィルスを作る土台になりそうな予感。
携帯電話の中身がどうなっているか知らないけど、個人情報がバシバシ詰められているからなぁ…
個人データにはアクセスできないと聞いたことがあるけれど携帯電話のプログラムって、どこまで出来るんだろう…?
単純にパケットをばんばん飛ばすだけのウイルスでも、感染した人間にとっては「ネットへアクセスしにくい」「(従量制なら)課金が大変」「(大量感染したら)サーバが落ちる」とか、すぐに思いつくものだけでもこんな感じ。
今後、アプリはマルチタスクっぽく動作するようになるみたいだし…もしできたらウィルスよりマルウェア(悪質なソフトウェア。今回はアドウェアスパイウェアを指して言っている)のほうが広まるんじゃないかな?
ウィルスはイタズラとか政治的理由とかで作られるのに対して、マルウェアはお金目的。
ウィルス作者が、ぞろぞろマルウェア作者に転職(?)しているという情報もあるし。


せめて、おしりぷりぷりとか、そんなニヤリとできるようなジョークソフトで終わって欲しいもの。
→ おしりプリプリ http://homepage1.nifty.com/akubi/