赤外線

オーブントースターやバイクマフラーなどで、目で見える赤い光がデジタルカメラに映らないという経験がないだろうか?
これを書くきっかけになったのは、TB先のネタ。


http://pitcrewich.exblog.jp/


実は、一般のデジタルカメラでは、赤外線撮影ができない。
それは赤外線をフィルタリングしているから。
探してみれば、ごく限られた用途向けに赤外線カメラは販売されている。
本当に、ごく限られた用途だ。


なぜか?


よく知らないので、調べてみた。
http://www.fukugen.co.jp/sekigai.html より、引用。

多くのデジタルカメラでは、それらの赤外線が可視領域のピントを甘くする性格上、赤外線域をカットしています
ただ現実は、わずかながら赤外線はデジタルカメラででも写ります。
しかし、非常に感度が低く、多くの場合デジタルカメラの「長時間露光」のシャッターの設定値を超えてしまい、「B」を使わないと撮れませんし、撮れたとしてもカメラ内部の反射によるフレアーの影響を非常に受けやすいことになります。

とのこと。


もしかすると、クルマには必ず設置されているシガレットライターでも、その赤色が写らないのかもしれない。
しかし、僕はクルマを持っていない。


また、悪用する人間がいたからという歴史もあるようだ。
(赤外線は、薄くて肌にぴっちりと張り付く布を透過して撮影してしまう…競泳水着が一番被害にあっている)


でも、赤外線が大量に放射されていたら、画面が写らないのではないだろうか?
確認してみよう。身近に赤外線を発射するものって…なんだ?
携帯電話(N700i)が目に映った。
これ、赤外線で電話番号データをやりとりできたはずだ…ということで、そのやり取りの際に発射している様子をもう一つの携帯電話(W21SA)で撮影してみる。
もし赤外線がカットされるなら、その部分になんらかの形跡が残るはず。
結果、赤外線が発射されている部分は、みごとに白く消えていた。

※ 室内をエアコンで30℃に設定しているので薄着なんです…寒いのキライ。厚着もイヤ。
…省エネや倹約という言葉に、真っ向から対立してるな orz


うん、とりあえずテレビとかエアコンのリモコンでも、真っ白になることが確認できた。


テレビでも、夜中の撮影で使われる赤外線カメラ。
あのカメラだったら、赤外線が発射されている部分もキレイに写るのだろうか?
これも、持って無いので分からない。


さて、結論。
マフラーの赤い色が撮影できなかったのは、赤外線がカットされていたから。
撮影のためには、水着をスケスケ撮影できるカメラでなければならず、撮影にはためらいが必要…と。
…本当か?
マフラーが赤くなったのは赤外線なのか?
中途半端なので推論だな。


ちなみに、放射線が目の水晶に反射すると青く光るので、被爆の瞬間は世界が青く見えるそうな。これも未確認情報…って、確認したくない!