システムの矛盾

vector という、インターネットに公開されているソフトウェアを集めたサイトがある。
ソフトバンクと提携してソフトウェアの流通を専門とするサイトだ。
僕はIEの「信頼済みサイト」に登録している。
ダウンロードする際に、SP2のパーソナルファイアウォールが邪魔をするからだ。
しかし、最近はこれで悩まされている。


たとえば、googleなどでvectorにリンクされていることがある。
それを開こうとすると…

となる。


wwwをつけていたので、

という表示にもなった。


信頼済みサイトの表示を許可するって、どういうこと?
一部のマルウェアが、信頼済みサイトに勝手に登録して検出されるにくくするような話を、聞いた気がする。
その対策だろうか?


とりあえず、インターネットオプションあたりに、これを出なくする方法はあるだろう…。
探してみると、次の場所にあった。
インターネットオプションの「セキュリティ」タブ。
「信頼済みサイト」のアイコンを選択して「レベルのカスタマイズ」ボタンをクリック。
「より権限の少ないWebコンテンツゾーンのWebサイトがこのゾーンに移動できる」という項目で、
◎ダイアログを表示する
○無効にする
○有効にする
となっている。


これを
○ダイアログを表示する
○無効にする
◎有効にする
に変更した。



「はい」をクリックして、信頼済みサイトに登録したサイトにアクセスするたびに「本当にいいの?」とコンピュータに聞かれなくなった。
しかし不安は残る。
どうせなら、Microsoftは、信頼済みサイトに登録する場合にパスワードを確認するなどで自動的に登録できないようにしたほうがよかったのではないかという疑問もある。
ユーザビリティとしては"どっちもどっち"だが、毎回確認されるより一度で済ませたいと思うのだけれど。
便利な機能を悪用された場合に、「機能を制限して不便にする」より「厳格な運用をするように制御」したいと思う。


その辺、ライトユーザと意見の相違があるのかもしれない。