こわかった…

帰宅中、なんとなく青のMagna50に違和感を感じてた。
パンクじゃないのは確実なんだけど…微妙…
雨は上がっているけれど、まだ路面は水浸し。
まぁ、走れない事はないし、そのままエンジンをかけて帰宅したんだ。


で、ふと前をみると、どこかで見たような気のするオフロードバイク
というか、朝の出勤時に前にいたバイクだった。
船橋市なのに、野田ナンバーだからよく覚えてた。
へぇ…こんな奇遇もあるもんなんだ。


僕は僕で、ゆっくりと帰宅。
違和感がぬぐえないし、濡れた路面で飛ばしたくもない。
タイヤから巻き上がった雨は、ジェットヘルメットのシールドについてくる。


暗い道路、濡れた路面、視界の悪くなったヘルメット。


ここまで悪条件がそろっている中で、ずーっと先になにかあるのがわかった。
なんかもぞもぞ動いてるのが分かった地点というのは、かなり近くなってからだった。
「あ…犬か」
そう思って、アクセルを緩めた。
なんか、手の力は抜いてるのにアクセルが戻らない…


やっべ…犬を轢く!


血の気が引いた。
クラッチを切って、前後ブレーキ。
とたんに唸りはじめたエンジン。
犬のほうで驚いて、避けてくれた。


けど、結局はスピードを殺しきれなかった。
あれで犬が避けなかったらと思うと…


アクセルワイヤーのメンテって、殆どしてなかったな…
後悔と反省と、ないまぜな感情のままで、これを書いてる。


こわかった。