ソードワールド Part1

集まった人数は、主催者、プレイヤーA、プレイヤーB、僕の4名。
プレイヤーCは、突然の母親訪問でこれなくなったとのコト。
まぁ、実家の遠い人だし、親孝行はやれるときにしておいてもらおう。


僕としては新しいキャラクターを考えていたのだけれど、ゲームマスターは前回のキャラを使い続けるみたい。
う〜む…ちょっと肩透かしをくらった感じがする。
勝手に先走った僕が悪いのだけれど(^_^;


ファイター 2人、ソーサラー 1人、シャーマン 1人、プリースト 1人(今日はプレイヤー不在のためNPC)の6人パーティ。


前回までの冒険で、テレコール・イヤリング(テレコール・アミュレットのイヤリング版…携帯電話みたいなもん。高価値)やら、魔法の剣やら、マギステル・リング(オリジナルアイテムで、魔力+1)やら…
かなり贅沢なパーティに仕上がっている。


今日は、2セッションほどプレイ。


前半の1セッションは、マスターが長年使い続けてきた「イヴ」というエルフの卒業式。
プレイヤーキャラでありながら、ノンプレイヤーキャラでもあったイブは、リインカーネーションの儀式で転生したノーライフキング(要するにヴァンパイアの親玉…みたいなもん)で、覚醒することでパーティを離れ、世界を放浪しているとのことだった。
ノーライフキング、直訳で「不死の者の王」は、モンスターレベルが桁違い。
ソードワールドは、レベルが1つ違うだけで、かなり戦闘能力に差がでるゲーム。
文字通り、レベルの桁が違うと手も足も出ない。
とりあえず敵対することはないので安心…というか、テレコール・イヤリングを通して知識の泉として利用できる便利なアイテムと化したNPCとなった。


後半の1セッションは、僕がマスターとしてプレイしたけど…まだマスタリング2回目ということで、ちと失敗。
シーフ大活躍のダンジョン物…なんだけれど、パーティに誰一人としてシーフがいない(TT)
僕らのセッションではよく使われるNPC「疾風のエース」を混ぜて、一人二役くらいでプレイしてもらうことにした。
このシーフである「疾風のエース」、疾風と自称するくせに、本人は筋肉ムキムキ(しかもかなりの鈍足)なNPC
前述のゲームマスターが、ファイターである「豪腕のゴンザレス」とセットで、冗談で出したキャラクターなんだけれど、能力値が偏ってる割には使い勝手もよいし、キャラクターの味付けも面白いしで、かなりのお気に入り。


映画「キューブ」をヒントに、オラン近くの「堕ちた遺跡」のひとつとしてダンジョンを作成。
4x5=20 の部屋数で、前後左右に扉、上下に階段、端の扉はもう逆方向の扉にループする無限とも感じるダンジョン。
上下の階段は別の部屋の階段とつながっていて、上下方向があるようで、実は同じ階という設定。
古代遺跡らしく、ブロブやイミテーター(ミミックみたいなやつ)なんかを配置。
財宝へのカギとして、ホムンクルスのクルルも配置。


ここまで言って、部屋数多すぎと感じた人は、よくTRPGをご存知のことだろうと思う。
イデアは良いと言われたけどね…
ダンジョンにはつきものなのだけれど、扉には危険な罠が掛かっているかもしれず、カギがかかっているかもしれない。
次の部屋にモンスターが要るかもしれない。
そのため、全部の扉をチェックする必要があって、そのための処理にえらい時間がかかってしまった。
僕が気合を入れすぎたんだよね。
クルルを発見した時点でプレイヤーは疲れてしまい、ミッション失敗を選択して帰ってしまった。


反省点としては、部屋数を 3x3 くらいにして、すぐにループに気づかせられれば良かったかな。
実際、そんな程度のトラップでは、作っているほうは楽しくないのだけれど…
さじ加減が難しい。
でも、クルルを気に入ってくれたから、それは良かったかな。
ホムンクルス自体は、レベル1のモンスターだからゲームマスターにしてもたいした脅威でもないし(^_^;
むしろ、知恵をしぼれば、ストーリーの中心につかえそう。