VN2000オイル交換

栃木県から東北自動車道をつかって南下、そのまま東京外環を使って千葉へ。
明日のツーリングのため、オイル交換をしてもらう。
みせながさんにやってもらったのだが、その様子は撮影させていただいた。
簡単にレポートしてみる。


通常、オイル交換ではアイドリングさせるものなのだけれど、栃木から走ってきたばかりなのでその手間は不要。
というか、オイルを下げるために5分くらい放置(それでもヘッドにオイルが残るとのこと)
また、エンジン自体の温度もある程度冷ます(といっても大型バイクなのでなかなか下がらない(^_^;)


ということで、まずはバイクを固定。

前後に動かないよう、前輪ブレーキを固定。



さらに、車体を垂直に立てるためジャッキアップ。
このとき使っていたジャッキは、バイク車体下を平行にできる幅広のタイプだった。
センタースタンドのような感じ。
VN2000にはセンタースタンドがないので、大掛かりな工具なしで直立している様子は、僕にとって新鮮だったw


VN2000には、オイルを抜くポイントが3つある。
エンジン内部に隔壁があり、一箇所だけでは全てのオイルが抜けないためだという。



写真にうつっているのは、二つのドレンボルト。
中央にあるものと、その奥にあるもの。
まずは中央にあるドレンから抜いていく。



すると、こんな感じで抜けていく。



次に、サイドのドレンボルトから。
真ん中のドレンから大量に抜いてあるので、ちょろちょろとしか出ない。



最後に、奥側のドレンから抜く。
なかなかの手間。



なお、各ドレンからオイルを抜いたあと、ドレンボルトはパーツクリーナーで脱脂していた。
理由は聞かなかったけど、洗浄とか、走行時の安全性確保とか…かな?



オイルを抜く場所は3箇所もあるのに、入れるのは一箇所w
写真は、オイルを入れるためにキャップ(オイルゲージ)を外しているみせながさん。



そしてオイルジョッキで流し込む。
一度に入れようとするのではなく、オイルゲージをチェックしながらの作業。
オイルゲージはきちんと回して締め、満タンの3/4くらいが目安。


きちんと入れたら、5分くらいアイドリングして、5分くらいオイルを下げる。
もう一度オイルレベルゲージをチェック。
エンジン全体にオイルが回るので、オイルレベルが減っている。


またオイルを適正レベルにして、キャップをきちんと締めて終了。
基本的な手順はマグナ50と変わらないけど、手間がかかる。


ちなみに、僕が入れているのは WAKO's 4CT という、ちょっと高いオイル。
大量のオイルを入れるので、かなりお金がかかったりする。
オイル量自体は、4リッターくらい?
取扱説明書に書いてあったけど、ド忘れ…
きちんと調べておこう(^_^;



撮影ついでにちょろっとETCのアンテナ部取付け位置の写真を。
アンテナの位置はハンドルにするとして、ETCカードの読取装置をどこにするか、結構モメたw
サイドバッグがあるので、最初はそこに入れれば良いや…と。
でも、普通のバイクなら長すぎて余るケーブルが、VN2000に関しては足らなくて断念。
シート下も検討したけれど、スキマが無さ過ぎて断念。
結局、鍵で開け閉めする車載工具入れの蓋を切って、そこへマジックテープで固定する方法を選んだ。


電源でもひと悶着。
ACC電源から電源をとろうとしたら、ここは常時通電してた。
インジケーターランプが点灯したままになるので、昔シガレットソケット用にテールランプから分岐させた配線を加工。
キーONとともに電源もONに。
シガレットソケットは、仕方ないのでシート下のACC電源へ直接配線した。
ACC電源のヒューズ(ミニ平形/15A)、切れてたのでそのうち買い足しておかねば…


ちなみに、もともと置いてあった車載工具はサイドバッグの中。
痛し痒し。