新聞勧誘の断り方

最初に引っ越して住み始めたのが、千葉県は船橋市 西船。
西船橋駅から歩いて5分。
2Kあるアパートの一室だったからか、勧誘がしつこかった。


最初に日経新聞をとっていたのがマズかったのかもしれない。
読まなくなって自分で定期購読を取り消し、しばらくしたころだった。


ぴんぽーん!


出てみると、見知らぬ中年男性。
男「すぐそこの新聞店の者ですがぁ」
僕「あ、新聞なら必要なときにとります。今は要らないです」


そう言って扉を閉めようとすると、強引に話を続けてくる。
しばらくやり取りをして、僕も頭にきたので結構乱暴な言い方になっていった。
そうしたら…


男「そんな犬猫を追い払うようなマネしないでくださいよ!」
僕「わかりましたから、お帰りください!」
男「僕も人間なんですよ。そういう扱いをしてください!」


なんでそういう方向に行くのか疑問なんだけど…
このままだとケンカになりかねないな…とは思った。
頭にはキてるのだけれど、理性が強すぎて乱暴にはなりたくない。


僕「わかりました。人間らしい扱いですね?」


そう言っておもむろに固定電話を取って、110とプッシュ。
理不尽に対して、正論で戦っても勝ち目はない。
以下は、記憶がおぼろげながら、そのときのやりとり。


警察「事件ですか? 事故ですか?」
僕「事件でも事故でもないのですが…えっと、玄関で新聞勧誘員が帰ってくれなくて困ってます。仲裁に来ていただけませんか?」
警察「わかりました、お名前と住所を教えてください」
僕「○○といいます。住所は○○です」
警察「では、警官を向かわせます」
僕「はい、待ってます」


そんなやり取りをしたら、いつの間にか新聞勧誘員は帰っていた。
ドアを開けっ放しで。


ため息をついて、もう一度110番にかける。
僕「すいません、先ほど新聞勧誘員がしつこくて困っていると電話したものですけど、電話している間に帰っていったようなんですね…」
警察「あ、はい。では警官は引き返させても大丈夫ですか?」
僕「はい、お願いします。お騒がせしました」


対応は、以上。
その後は、うれしいことに新聞勧誘が滅多に来なくなったw


あのとき僕は、身の危険を感じていた。
とりあえず警察に通報していたほうが良いだろうという判断から、110番にかけてみた。
もし電話をかけている途中に新聞勧誘員が物騒な行動(電話を強制的に切るとか)を起こしたら、警察は事件と見て調査にくるだろうという計算もある。
別にこなくても、どういう状況であったか情報だけは得られる。
腐敗しきってなければ大丈夫だろう…(ちと心配(^^ゞ)
民事不介入の原則があるので頼りにはならないと思ってたけど、名前の圧力はスゴいなと感じた出来事だった。
もちろん、あとから問題解決したことを連絡しておけば、特にお咎めなどはない。


きちんと筋を通した公共機関の利用の仕方だと思うのだけれど、どうだろう?