思っても見なかった方向から

昨日、近所で起きていた殺人事件の現場前を通り過ぎたエピソードを書いた。
このとき、薬店には彼女への風邪薬を買いに行ってた訳だけれど、真っ先に思ったのは犯人に対する憎悪だった。
彼女を一人で家に置いていたからというのもある。


あれ?
なんか、ちがくない?


そう思ったきっかけは、"メガネ君"さんからのコメントを頂いたから。

亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします


あれ…なんで僕は、この言葉を書かなかったんだろう?
普通に書くべきじゃないか。
以前なら書いてたのに。


思い浮かんだ言葉の羅列を、違和感に照らし合わせて再構築してみる。
そこで、僕が自己中心な考え方をしていることに気づく。
いつからだろう?


僕にとって一番怖いのは、僕ではない僕に変化すること。
ニュートラルな視点での読解/分析。
否定の上で肯定する論理構築。
僕を僕と自己肯定するための倫理。
それらが揺らいでた。


余裕がなさすぎた自分に気づかせてくれた"メガネ君"さん、ありがとうございます。


改めて、被害者の方へご冥福をお祈りいたします。
また、警察の方々には、犯人の早急な検挙を期待します。