ベンジャミン・バトン -数奇な人生-

バレンタインだったからかな?
昨日、映画が安かったので行ってみた。


老人に生まれ、赤ん坊となって死んでいく…
そんな、むちゃくちゃな設定の物語。


でも、生まれたてが老人なら…最初から寿命がわかってしまってるんじゃ?
とある部族では、生まれたての赤ん坊に60歳をわりあて、誕生日が来る毎に1歳ずつひいていく習慣があると聞いたことがある。
それとはまた違うみたいだしねぇ。
死ぬときの描写は、どうやるんだろう?
胎児まで戻るなんてないだろうし…それだと火の鳥だしな〜
赤ん坊に戻ったらまた成長したら、まんま火の鳥(宇宙編)で笑う。


で、鑑賞。
よく考えられてて面白かったな。
淡々とした、でも丁寧な描かれ方で3時間近い映画だったけど、見終わって静かに感動できる良作。
育ての母、クイニーがめちゃくちゃ愛にあふれた描かれ方をしていて、葬式で皆が泣くシーンに同意できてしまう。
うん、あの年代でアレはありえなさそうなんだけど。
そうでもないの?


普通に年を重ねるデイジー
逆に年を重ねる毎に若くなっていくベンジャミン。


ベンジャミンが初老あたりくらいが一番好きかな。
ちと奔放だけど。
それがエンディング間近での複線とは思わなんだ。


ちょうど、中間あたりでキレイに交差する様は、エロエロだけど儚くて。
並んでも、二人の年齢に違和感がなくて。
でも、すぐに年齢が離れていくふたりは…


エロエロといえば、生まれて7歳で脱童貞って…
まぁ、毎朝カチコチだったみたいだし、仕方ないかな?
たしかに見た目は爺さんだし。


しかし、リアルだったなぁ。
皺の一本一本までリアル。
「どうだ! このCGすげぇだろ!」っていうのは好きになれないけど、この映画のはいいな。
CGが、単なる道具なんだよ。
本来的にそうであるべきで、好感がもてる。


エンドクレジットを見たけど、アルファベットばかりでほとんどわからん。
まぁ、age12 とか出てたので、12歳より下だと別の子役みたいだ。


その子役も、かなり芸がうまいなと思っちゃった。
子供なのに、痴呆が出てる。
そのやるせなさ。


端的に「すごい」というチープな言葉しか出てこないけど…


育った場所が人生の終着に近い老人ホーム。
さまざまな人生が語られている中で、老人から若返っていく主人公。
最初はどうだろうと思っていたけど、どの役柄の人にも魅力があって、人にもオススメできる。


まぁ、3時間座りっぱなしになるので、お尻が痛くなるかもだけど。