GOEMON

紀里谷和明監督作「GOEMON」を見てきた。
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歴史は歴史で踏まえつつ、最新技術で作ってみました的作品だと思った。
まず、城だけでなく、街全体が中国式に高い城壁で囲われていることに違和感。
城というより、西洋の要塞。
銀魂のような世界観!?

予備知識が無かったので、ゴリが出てきたときは笑ったけど。

織田信長の新物（あたらしもの）好きとか良く描いてる。
西洋甲冑を纏い、頭蓋骨の杯（さかずき）で酒を呑み、美形。

徳川家康の軍は、なんでストームトルーパー！？
頭の中で、帝国軍のマーチが鳴り響いたよｗ

でもって「ファイナルファンタジー7 アドベントチルドレン」が垣間見える。
音楽とか先頭シーンとか、もろに FF だね。
激しくぶっとばされたのに、足の裏でキレイに着地するとストンって…
そんな物理法則どこ吹く風…なのに、大事なところでは町民に道を阻まれるって…

ストーリーは、荒唐無稽ながらも破綻してなくて良かった。
…と思ってたら、ちゃんと小説が原作としてあったのね。
原作を無視した破綻した映画もあるから、これはこれでよかったのかも。

長時間座っているために起こるお尻の痛さを観客に感じさせるあたり「ベンジャミン」には及ばないとも思う。
なんのかんの文句たれつつも、これは見ておくべきだと思ったね。

最後に、伊武雅刀さん。
セリフが圧倒的に少ないのに、存在感ありすぎｗ