EmEditor の価格改定か

「Emurasoft Newsletter」で、永久ライセンスの価格改定を行う旨、メールが届いた。

で、最初の一文。

 

弊社におきましては、2012年の永久ライセンスの開始以来、2015年の円安ドル高の影響による価格改定を除き、永久ライセンスの価格は据え置いてまいりました。

 

……それって、普通の会社の考え方だと除かないよね?

っていうか、わざわざ言及しないよね?

 

円安ドル高の影響による価格改定なら「円高ドル安になったら安くできますよ」っていうメッセージも受け取るんだけど、その辺どうなんだろう?

とりあえず、2015年のメッセージは見た。

価格改定のお知らせ – EmEditor (テキストエディタ)

 

うーん、お金を稼ぐのは悪いことではない。

でも、商売としてのうさん臭さが酷い。

 

で、本文にもどって、もう一つ気になった表現。

 

諸経費は高騰し、開発とお客様へのサービスを継続するためには、やむをえず、価格を調節する必要があります。

 

誰に言い訳してるんだろう?

これからの購入者?

 

EmEditor の品質と品質向上は称賛に値するし、それに対してお金を払うことを厭う積りもない。

でも、諸経費という言い訳がましい文面を見るに、裏側には「贅沢したら生活レベル落とせなくなった」という、疚しさが見えるようで……

 

永久ライセンス1本の価格を 18,000円から 21,600円 (税別) に改定

 

ただ、円安ドル高で調整したぶん、円高ドル安で儲けたんじゃないのかな?

その分のお金はどこへ消えたの?

わざわざ過去の値上げを自分で晒しておいて、それを別に考えるから値上げよろしくねって言われても、同意を貰える可能性はかなり低いと思うよ。

消費者としては「見通しが甘かったです」って言われているのと変わらない。

 

技術者としては優秀だと思うんだけど、経営者としてみると微妙だよね。若手ベンチャー企業がやるような失敗文書にしか読めん。