7月10日のあさのこと。


嫌な夢を見た。


どこかへ続く、高速道路の上。
気づくと、寝ていた。
青空には気持ちよさそうに雲が浮かんでる。
さっきまで走っていたような気がした。
でも、寝ていた。
足の感覚がないことに、違和感を覚えた。
視線を下げると、足は無かった。


周りに人がいて、追突されたという。
痛みは無かったが、事故にあった直後はそんなものかと思った。
黒いバイクは、横転したまま。


妙に現実味があった。
ガヤガヤとした雰囲気が怖くなった。


ピクッと手が動いた。
現実の感触。


そこで目が覚めた。


今日は7月13日。
いまのところ、問題はない。
でも、今でも思う。


正夢なんじゃないかって。


随分昔にみたキオク。
デジャヴって、ときどきあるんだ。


あ、これ、あの時見た夢だって。