たまには政治の話。

政治とはいえ、生活に密接に関わっている。
バイクの運行ルールを決めているのも、政治だからね。


ということで、Pitcrew 市川店さんのブログで気になった話題があった。
騒音規制が新しくなるというもの。
パブリックコメントを求める国土交通省のサイト。
http://www.mlit.go.jp/pubcom/06/pubcomt155_.html


で、ここがその新しい規制についてかかれたもの。
http://www.mlit.go.jp/pubcom/06/pubcomt155/01.pdf



内容自体は、暴走族に悩む一般市民からの視点として捉えればまっとうなもの。
暴走族にはイライラさせられるしね。
でも、騒音対策が馬力の減少につながることを知っている今となっては、ちとつらいかな。
多少うるさくしておかないと、自動車のドライバーからは「原付なんて路上のゴミ」として扱われるということもある。
これ、実際に原付に乗って走り回っていないと実感として理解してもらえない事実だ。


「公的試験機関が証する書面により、当該消音器を備える自動車または原動機付自転車がその種別に応じて適用される騒音基準に適合していることが明らかであるもの」とある。
要は「すべてのマフラーは認定か証明書をとれ」ということか?


街頭検査も行うみたい。
消音機の全部または一部が取り外されているものは NG だ。
バッフルを外しただけでも引っかかる。
消音器の騒音低減機構が容易に除去できる構造となっているものも NG になっている。
僕が今つけているストレートスラッシュカットマフラーが、まさにコレ。
外したら近所迷惑すぎて困るのでつけたままだけど…
罰則の内容次第では、街頭検査を頻繁に行うようになるんじゃないかな。
いまは飲酒運転の是正が叫ばれていて、しかも罰金が高額なので飲酒検問がすごいけど…
それを考えると、なんで今の時期に騒音規制強化案がでてくるのかよく分からない。
昔に比べると暴走族も減ったような気がするけど。
おえらいさんのゴリ押しとか…関係省庁の勇み足とも見えるな。


とりあえず、NtRのメンバーは(僕も含めて)全員引っかかるんじゃなかろうかw
平成20年1月までに形式認定されたマフラーに変えれば良いだけの話だけどね。


方法としては、大容量のマフラーで抜けをよくしつつ音量を下げるといったイメージしか浮かばないなぁ。
でも、それができるんだったら既にやっていそうな気もする。
その辺は素人の浅はかさでしかないのかも。実際に素人だし。


しかし…自動車騒音パブリックコメントに対する意見を送付するフォーマット…
氏名や住所などの個人情報どころか、会社名や部署名なども記入項目として記載してある。
所属を書くということは、個人の意見ではなくて会社としての意見であると判断するよ〜な…。
そこまで個人を特定するのね…まぁ、特定されたところで不利益がなければ問題は無いんだけど。
最近の、ある意味で右翼化してる政府をみると怖いんだよね…治安維持法みたいな対処をされたりしないかが(^_^;


もし意見があれば、来年1月末日(必着)までなので早めにどうぞ。