ちょっと危なかった

毎週のように栃木へ帰ってる。
仕事が終わってから、そそくさと準備をして黄色いマグナで出発。
11℃くらいあって、暖かいなとは思ってた。
暖気が入ると、寒気が上昇気流になって雨になるんだっけか?
念のため、バイクカバーと合羽をバッグに詰め込んでいく。
ツールバッグは外そうかと思ったけど、面倒だからライトの上、ハンドルに固定したままだった。


走り出してから数分後…雨w
通り雨くらいならいいなぁーと思って、そのまま走り続けたのが失敗だった。
本格的に降り始めて、やばいと思ってコンビニの駐車場で合羽を着た。
参ったね。
黄色いマグナだから、ファンネル仕様。
ノーマルのマッドガード*1をつけてたり、後ろを向けているとはいえ…雨が入りそうだった。
結論を言えば、目的地につくまで雨が降り通しだったんだけど…(TT)


で、新4号を走行中に異変に気付いた。
音が、すごく水っぽい。
ブシャッというかバシャッというか…
乾いた道路を走っていたらありえない音で「水が入ったかな…でも水が入ったら燃焼しないよな…頼むから止まらないでくれよ…」と祈るような気持ちで走ってた。


そのうち、左足にも異常を感じるようになった。
アチェンジプレートが、エンジンの鼓動に合わせて異様に上下する。
最後には、乾いた爆音がとどろくようになってた。
赤信号で停止したときに、ちらっと見たらエンジンとマフラーがサヨウナラしてたorz
幸い、マフラーはステーでキッチリとまってて脱落してなかったけど…近くのコンビニ(夜なので暗いから作業できるのがコンビニだけ)まで走行して、状態を確認した。
外さないで持ってきて良かったのが、ツールバッグ。
知ってる人は知っているのだけど、このバッグには殆どの作業ができるくらい工具をつめてるw
小さいけれど、普通のレンチセット(7mm〜21mmまで対応)や、10-12のメガネレンチ、ラジオペンチとかペンシル型空気圧チェック、ラチェットレンチも入ってる。
さらに、ホームセンターで買って余ったネジ類も放り込まれてて、無くしたマフラーのネジを代用できた。


で、マフラーを固定したのはいいんだけど、どうもグラグラする…
エンジン自体が上下するのでエンジンを止めるナットを確認してみたら、見事に緩んでた。
マフラーだけじゃなくて、エンジンも脱落しかかってたのね…orz
雨の中、ちっさい携帯用のレンチでエンジンを固定したよ…もう、コトバにならなかった。
ある程度締めたし、目的地はもうスグだからそこまで行って、明日作業したい…
そう思って適当なところで切り上げてさっさと走り出した。


でも、変な部分はまだ残ってた。
締め足りなかったようだ。
やっぱり走行しているうちに上記と同様の症状がでて、ガソリンスタンドに寄って本格的に締めなおした。
目的地まであと2kmもなかったけどねw
マフラーはネジが片方なくなってたし、限界だと思ったんだ。
ということで、エンジンを止めるボルトを2本とも締めなおして、マフラーも固定。
ついでにチェーンのテンション調整もやった。


ようやく変な挙動が出なくなって一安心。
つか、変な症状がでたらスグに直そう…命知らずな行為だったと反省したヨ。さすがに。


これが終わったら、すでに雨はやんでた。

*1:フレームの前についてる泥除け