いまさらな警告

こんなサイトがあった。


これじゃぁまるでフィッシング詐欺――業務委託メールに専門家が警告
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080226/294797/?ST=security


あるある。
一流の会社でも、ユーザの立場でモノを考えることが出来ないと、やるよね。
キャッシング、ローン、カードローンといったサービスを行っている三菱東京UFJ銀行系「モビット」も、こんなことをやってる。


あのとき([id:KuroNeko666:20060509])も、ログインしてから「フィッシング詐欺だったんじゃないか」って思ったし。
めちゃくちゃ焦ったのを、今でも鮮明に思い出せる。

  • 唐突に届くメール。
  • 重要なお知らせという内容。
  • ログインを促すインターフェース。
  • ログインすると、数年前の契約なのに「先日は契約〜」という違和感のある文言。

→ 使われているドメインモビットを全く連想させない(035000.com)。
→ 案内されている電話番号は、モビットのカードに記載されている電話番号と違う。
→ もしかしてアカウントを盗むフィッシングに引っかかった?


いまでも不信感を覚える。
035000.com というドメインを見て、即座にモビットを連想できる人がどれだけいるんだろう?
ただでさえ「未承諾広告※ ▼ モビットのご融資案内 ▼」とかのフィッシング詐欺メール(送信者は「ocn.ne.jp」ドメイン名のメールアドレスとか)が出てるのに…


まぁ、顧客に「メールの信用性を確認する習慣」をつけさせる意味では、間違ってないかな。
僕もそんな習慣が身に付いたし。


こんな企業メールに対する提言も書いてあったので引用。

(1)メールにはリンクを含めないで、ブックマークなどからアクセスしてもらう
(2)リンクを含める場合には、その飛び先のURLを、その企業のものであることが明白なWebページに設定する
(3)そういったメールが送られることを事前に伝えるとともに、そのメールの正当性を検証する方法を知らせておく

2番目は微妙かな。
vvindows とか vii とか、ぱっと見て解かりにくいドメインだと明白とは言い難い。いや、明白か?(^_^;
ミクロに対して、rnicro(RNICRO)なら、そう見えなくも無い?