ウズベキスタンの桜
元ウズベキスタン大使 中山恭子さんの著書。ちょっと目に入って読んでみた。
うん。勉強になっちゃった。
買ったわけじゃなくて、図書館だったけどw
○○スタンという国名になると、かなり遠いような気がしてた。
中国を挟んで二つ隣の国(中国の隣国のひとつ)…というと、ちょっと近いような気がしてくるから不思議だ。
改めて中国のデカさを思い知るw
内容はというと、第二次世界大戦後ほげほげ…と僕が説明するより、こちらを読んだほうがいいかも。
http://nakayamanariaki.com/modules/katsudou/index.php?page=article&storyid=10
著者の良人、中山成彬さんのサイトだけどね。
さて、このウズベキスタン。
・日本的な情緒が通じる(というか遠慮とかが日本的)
・識字率が100%(日本よりも高い)
・経済的な立国を求めて日本をモデルに改革中
・最優先は国内の安定
・ほぼ独裁政権
・海はない(逆に海まで行こうとしたら大変)
・朝鮮人が人口の1%(22万人/ソ連時代に強制移住)
他の資料(Wikipediaとか)も含めて読んで、まとめたキーワードはこんな感じ?
大陸の国でテロリスト達が流入しやすい上に、資源に恵まれてる。
つまり、政情不安を抱えやすそうな印象をもった。
経済も大事だけど、治安が悪ければ意味無いもんな。
今は中国からインドに拠点を移してる日本企業だけど、さらに未来には中央/中東アジアに拠点を構えるところがでてもおかしくなさげ。
日本とは、海で繋がっていない…というのが懸念材料?
漠然と "次はアフリカかなぁ?" とか思ってたけど、不安定な地域と聞いてたから余計にそう思う。
追伸。今回の筋とは関係ないけど…調べれば調べるほど、マスコミに呆れた。
なんだこれ? なんで? わけがわからん。