電車の中の変なオジサン - 番外編

今日は体調も優れず、急ぐ仕事も無いので定時退社。
改札を通ろうとしたら、対向からの人がいた。
こちらが後なので、隣の改札へ行こうとすると、スッと入ってきて前に人に密着するオジサンが。
なんか嫌な雰囲気。
僕の手は、定期(Suica)を改札にかざしている…
前の密着して横入りしてきたオジサンは、尻ポケットに手を突っ込んだまま伺うようにこちらを見つつ、さっさと通っていく。
あっと思ったけれど、すでに遅かった。
そして、僕が通り抜けられなくなった。
つまり、キセルするのに僕は利用されたわけだ。
駅員は僕を見てるし、後ろで人が詰まっている。
ため息を一つついて(詰まった人からすれば、「ため息をつきたいのはこっちだ」と思っただろうけど)駅員のいる改札口へ。
定期を渡して事情を話す。
そのまま駅構内へ。


なぜ僕が、みじめさと後ろめたさを感じなければならない?
理不尽だ。
ネタにすることで、少しでも憂さをはらすとしても。
忘れないよ、その禿げ上がった頭は。
…顔を覚えられなかったけど。あれは卑怯だ。


あのオジサン、電車を出るときも似たような手を使うのだろうか?
茨城のローカル線には無人の駅があったりするので、そちらだとキセルし放題だったりするのだけれど。