VN900

今日は昨日の話。
天気もよくて、風もない。
Pitcrewへ遊びに行くと、そこには大きな試乗車があった。
ということで、買うわけでもないのに試乗させてもらったw


回線が細かったり、携帯電話だったりすると全部見れないので注意!


一応、返却時間は今日中ということで、実質制限の無い状態。
いつもお世話になっておりますm(__)m


まずは第二湾岸道路を目指して進む。
今日は道路がかなり空いていた。
気持ちよーく走っていたら…あれれ?
左側のミラーが、くるりと回る(^_^;
ネジはきちんとしまってるし、なんだろう…これ?
走行中に、手で位置を直しても、風圧でくるりん…
まぁ、あとで報告すれば直ってるだろう。


しかし…バルカン400のようなエンジン音かと思っていたら、VN2000のような音に近い感じ。
というか、かなりスムーズでマルチじゃないかと思うくらい。
買った人は、さっさとマフラー交換しそう。
排気音よりエンジン音のほうが大きいんだものw


取り回しは、さすがに軽いね。
車重自体がかなり軽いし。
といっても、確認すると乾燥重量で 253kgあった(^_^;
VN2000だと回転半径に気を使って、体重移動に気を使って、エイヤってUターンしたりする。
そんなに意識せずに「だいたいこんなもんかな?」って回る先を見ただけでUターンできた。


でも、なーんか止まりにくいな、前ブレーキ…気のせいかな?
リアブレーキのほうが効いている感じ…なんだろ、これ。


シートは、あんこ盛り(中身をつめていることの用語?)しているので、ちと窮屈に感じた。
平均的日本人なら、丁度言い感じかもしれない。


で、港に入って撮影開始。
試乗車なのにねw

まずは、オーソドックスな位置から撮影。
さすが大型バイク。
貫禄がある。



左側から撮影。
VN2000のように低いライディングポジション。
なんとなく、400ccだといわれても通じそうな大きさ(^_^;
アメリカンの400って、大きいからね。
タイヤは、前後ともスポークでアメリカンらしい。



ここで、ふと思った。
「ちっさいディスクが一枚しかないじゃん!?」
どおりで効きが悪いと感じるはずだ。
VN2000は、ダブルディスクでホイールが見えないくらいディスクが大きく、よく効く。
だからVN900の制動力には不安を感じる…
って、これ、書いちゃってもいいのかな(^_^;
ま、スピードを出して楽しむバイクでもないし、いいよね?



エンジン周り。
いつも思うけど、シリンダー部分の造形は美しいと感じる。
これで900ccなんだよね〜



リアからの視点。
タンクの上の丸い点は、後述w
意外にお尻がおおきいかも…



港を背景にワンショット。
ワンとは、1枚を意味していて、湾ではないので注意されたし。
絵になるなぁ…



駆動方式は、ベルト。
一般的なスクーターと一緒だね。
というか、ハーレーと一緒だと言った方がいい?
浮き上がりを押さえたり、マイルドな走りになったり、メンテナンスが楽*1だったりと、メリットが多いのが特徴。
スプロケを交換しにくいので、カスタム面ではマイナスだけどね。
ちょっとしたところでは、雨の日にキュッキュッと鳴いたりもする。



シートは、タンデムでも大丈夫なくらいふかふか。
VN2000は固めなので羨ましかったりするw
でも、一体型なのはマイナスかな?



一般的なベーツタイプになったヘッドライト。
フォグランプとか、似合いそう。
ETCもつけやすそうだしね〜



コクピット
クラシカルな雰囲気。
スピードメーターは、200km/h まで刻んである。
ちょっと論理的な最高速を計算してみた。
エンジン回転数÷ドライブレシオ×タイヤ外周長÷1000000(単位を km に)×60(単位を分から時に)
5500÷4.332278496÷1987.62=151.40176251494614
だいたい、150km/hくらいかな?
この数値に計算間違いがなければ、すごくトルクに振ってあるね。
たしかに、軽かったな。



さて、タンクの上の丸いシール。
実はキャンペーンのお知らせだったw
でもね、悪い内容じゃないんだ。
ウィンドスクリーン、革製サドルバッグ、シーシーバーの3点セットで157,500円(通常262,500円)。
期間は、5月31日まで。
なんでVN2000でこれをやってくれなかったんだ…orz


いや、やってたんだろうな…期間限定で。
その頃、バイクに興味なかった自分が悲しい。



シートにまたがった状態で見るコクピット
ゆっくりツーリングしたい気分にかられます。
撮影なんてしてる場合じゃないって…w



クルーザーの王道、フロアボード。
乗り心地がよい。
これでアンコ盛りじゃなければ、僕にとって乗りやすかったのに…
ちなみに、クラッチはかなり軽かった。
VN2000も軽いと感じたけど、VN900は、ホントは400なんじゃなかろうか?



新車が試乗車であるため、距離数が伸びてない。
総走行距離は27km…本当に新車w
いいのだろうか?
これでいいのだ!



トリップも、まだ一度もクリアされてない状態。
しばらく流して、楽しんだ後にショップへ戻った。
ヘタにコカしたくないし。



で、帰ってから…
ショップのK氏にアヤシイ加工をお願いしちゃいました。
グラインダーか何かでやろうと思っていたのですが…ちょろっと話したら「それくらい、いいよ」との一言だった。



12Wayアタッチメントの穴拡張作業で仕様したドリル。
全部は貫通させられないが、目安となる位置は大体わかるようになる。
これ、ホームセンターで買うと5,000円くらいして、買えなかったんだ…
あぁ、仲の良いショップさんって素敵w
Pitcrewさん、最高です。
こんど、お土産か何かもっていこう(^_^;



拡張に利用した、エアーリューター。
ガシガシ削れる。
手で頑張ろうと思っていた一大決心が、風のように吹き飛んだ瞬間だった…
ちょっと荒い部分は、あとで水やすりをかければ十分。
一応、これは自分でやらせてもらった。
怪我にだけは注意しないとね。


そして、いま手元にはキレイにφ24mmとなった、元22φ12Wayアタッチメント(いっち〜氏より頂き物w)が存在する。
みなさん、ありがとう!



対象がVツインマグナ(整備して販売予定のもの)だったので、工場内の作業風景を撮影。
マネージャーから「なに盗撮してんだよぅ」と怒られてしまったw



タカハシ氏は、手前でトモス(だよね?)を整備中。
丁寧な仕事で見ていて飽きないけれど…邪魔しそうなので(というか邪魔なので)適当に撤退w
いい仕事してます。
最近になって整備を覚え、工場内を見てみると凄さがわかるようになった。
「あ…こんなものまで揃えてる」とか、
「ツールの整理の仕方、やっぱすげぇ」とか。
知識の有無で、ここまで見方が変わるんだなぁ…


さて、脱線した内容をVN900に戻すと…
今回のVN900、ドコドコと鳴るハーレーを意識しすぎていると肩透かしにあうね。
正直、バルカン400のほうが…とは思った。


でも、取扱いしやすいし、トルクはあるし、あたりまえだけどタンデムで高速ツーリングするなら400よりも900だろう。
異様に取り回しが良いのも特徴かな。
ある意味で攻撃的だったVN2000と比較すれば、王道を行くVN900は楽しいはず。
すくなくとも、タンデムで行く場合は、VN2000とは比較にならないくらい楽w
試乗して、好みにあえばバルカン仲間としてうれしいな。


ここまで書いてきたけど、VN2000に乗っている関係でインプレに偏りがあるかもしれん。
200kgオーバーで軽いって、あんまり言われないだろうし。
僕は普通に340kg(←乾燥重量)を乗り回してるので注意。


ノーマル状態でのシートに乗れなかったのは、ちょっと残念だったなぁ…

*1:注油しなくていいし、滅多にスプロケ交換しなくていい