まっきんとっしゅのしーえむ

なんというか…OSXを知らないからかもしれないけど、マックがフリーズしないというのは誇大広告に見えてしかたない。
前の会社で部長がマック（OS9以前のなにか）を使ってたけど…なにをやるにしても爆弾マークがでて再起動してた。

OSX自体は、僕の記憶が正しければ FreeBSD がベースになってたはず。
FreeBSD は Unix 系の安定しているOSだから、フリーズしないという内容だけだったら「まぁ、そうかもしれないな」とは思うのだけれど、比較対象がおかしいと感じる。
会社では Windows2000 がいまだに稼動しているけれど、滅多におちないし。
逆に、堅牢ということでサーバ用途につかわれる SUN OS （UNIXでのシェア上位会社）でさえ、アプリがフリーズする（用語的には「パニックを起こす」という）ことがある。
もちろん、OSレベルで止まるということは、8年くらいだけど経験したことがない。

比較対象と思われるWindowsだけれど…マイクロソフトの凄いところは、OSの中身ではなくてマーケティングリサーチ/解析能力。
すでにあるサービスの良い点、悪い点を洗い出してニーズを的確に掴むところだと思っている。
的確に掴んだからといって、的確に対応するかどうかは別問題。
営利企業だから、市場の流れを自分に引き込むための戦略をとるんだけど…それが強すぎて唯我独尊である印象をもつ(^_^;
Linuxがサーバ市場で強くなってから、かなり軟化してきていると感じてるのは、僕の色眼鏡だろうか？

アップルコンピュータのCMは、どう考えても人を不愉快にしかさせないと思うんだけど…
なにか（人でもいいし、物でもいい）を小ばかにした態度を、僕は受け入れられない。
Windowsの性能が主眼ではなくて、「CMの質」自体が…ね。
これでも日本市場にあわせて表現を柔らかくしたと聞く。

世界中に送信してると聞いてホンダの「ナイセストピープルキャンペーン」をちょっと思い出しちゃった。
でも、こっちはポジティブキャンペーンだし、好意的に受け止められているようだし…

マイクロソフトのような王道なCMは印象が薄い（悪くは無いんだけどね…）けれど、アップルは悪名を手に入れてどうしようっていうんだろ？
というか「悪名も有名」を地で実践してたのがマイクロソフトだから、それの後追い戦略？
まっくろソフトとか、懐かしいｗ
それだけアップルも追い詰められてるということだろうか？
数値だけ見れば、業績も好調のように思えるんだけど…

もしくは、明確なメリットが打ち出せなかったからパソコンを叩いて自分を有利にしようと企画した？
日本におけるアップルの品位を下げるだけなのに？

いずれにせよ、アップルコンピュータは失敗してると思う。