とてつもない日本を読んでる途中〜

このあいだ、麻生太郎さんの著書を買って読み始めた。
だけど、なかなか読み進める時間をつくれない。
寝る前に、10分くらい読み進めてぐっすり…な、そんな読み方。


文章の終わりは、政治家の理念を記載するにふさわしく「〜だ」「〜である」となっている。
が、時々「〜です」「〜ます」に変わる。
気持ち悪さを覚えながら、まぁ、口頭で話していることを、文章にするライターのミスだろう…とは思っていたのだけれど。


p.164〜165 の一部を引用してみる。

若い民主主義は、大量の成長ホルモンを出す。これが、社会を落ち着かせる制度作りに作用すればけっこうだが、往々にして若いうちは破壊衝動が勝ってしまう。するとマラソンがいつの間にか格闘技に変化してしまう。
他人様のことを言っているのではない。日本も戦前戦後、世の中の振り子が大揺れする時期を何度か経て、やっと今日の落ち着きを得ている。六十年安保騒動のころを思い出して下さい。


ふむふむと読み進めて、微妙なところもあるけど、基本的に良い事言ってるなぁ…と思っていたところで、突然のお願い。
頭の中では「〜思い出して欲しい」と続くと思っていたから、完全に不意打ち。
芸人が観客を夢中にさせているなか、ふと動きを止めて「次、なんだっけ?」と素で漏らした時のような可笑しさ。
今日は変なところで爆笑させてもらってしまった。


…しかし、この可笑しさは一部引用では伝わらないかも。
僕だけのツボだったりして(^_^;