桃鉄からの知識
ゲームから入ってくる知識って、侮れないね。
今まで知らなかったことがちりばめられていたりする。
今回は、携帯電話版の桃鉄 TOHOKU から。
電車の中でする独り遊びとしては、よく遊んでるw
ゴール地点だった仙台に入ると、いきなり「ばあやん!」とのメッセージ。
何だコレ…と思っていると、簡単な紹介が出てきた。
いつもニコニコ、福の神。
仙台四郎さんとのこと。
その後、何ヶ月か臨時収入が入ってきた。
ソレをきっかけに、少し調べてみた。
仙台四郎(仙臺四郎とも書き、本名は 芳賀四郎)
坂本竜馬などが活躍する明治時代に生きた人らしい。
Wikipedia の情報 が詳しいのでそちらを参照されたい。
ほう…と思った点を簡単に拾い出してみる。
- 7歳のときに川へ転落して1週間の意識不明となり、それが元で知能の発達が遅れだした。
- 言葉は「バアヤン」としか話さない。
- 知的障碍を持っている人に起こりやすい差別もあったが、立ち寄る先で繁盛する店が出始めて福の神としてもてなされるようになった。
- いまでは仙台の店先に必ずといってよいほど、仙台四郎の写真や置物がある。
これもスゴイな。
おなじように知的障碍をかかえた人だと、山下清画伯を思い出す。
何か一点が突出していれば、ハンディキャップも特徴のひとつになっちゃうんだな。
それが貼り絵だったり、笑顔だったりするだけでも。
自分の弱点を克服するより長所を伸ばしたほうが良いこともある、という一例を垣間見た気がした。