プログラムにおける"変数"を理解するやり方

"変数とは" で検索してもいろいろ出てくるんだけど、最初に勉強したときは「なにそれ?」だったのを懐かしく思い出した。
慣れちゃうと、気にもしなくなるよね。
こんな理解の仕方をしているな…って思ったので、ちょっとしたネタに。


日常にも、変数を使った会話って多い。
「コレ、やらなきゃ」
「ソレ取って〜」
「アイツに聞いて」


日本語でいうと代名詞かな?
使い方は、これに非常に近い。


たとえば住所録があって、コレをもとに地図へピンを刺す…なんて場合。
"コレ" という変数には、住所録から住所情報をとって、入れ替えつつ作業を進めることになる。


そういう、中身を変えることができる"情報の入れ物"のこと。


日常生活でよく使われる"コレ"のような変数。
プログラムするとき、全部"コレ"だと、後で見たときに何が何やらさっぱり分からなくなる。
ということで、一般的には目的毎に名前を付けてあげることになる。
プログラム言語では、変数に日本語を使えるもの*1もある。
けど、開発してる国が外国なので、変な仕様に引っかかることもある。
なので、大体は英語で示してる。
プログラム言語自体、ほとんどが小文字で記述するので、変数だと分かりやすくするために全部大文字にする…なんて慣例もある。


上の例だと ADDRESS になるかな?
変数名として使っちゃいけない単語もあるので、ものの本によっては My を頭につけたりさせる。
MyADDRESS という変数名だったら、問題が起きにくい。


僕の個人的なプログラムだと、頭につける文字列を次のような感じで書いてる。


pXXX = 文字列を入れる変数。変数の英語名 "Parameter" から。
nXXX = 数字を入れる変数。


上の例を使うと pAddress とか nPostalCode とか。
ループを使って中身を入れ替えつつ、入れ替えるごとに同じ処理を加えることができる。
可読性が上がり、コードが短くなるのが利点。












あんまり関係ないけど、住所録を元に地図へ位置を示させる方法をちょっと考えてみたけど、結構大変っぽい。
必要な情報は…
・住所録
・住所を緯度/経度に変換するための情報
・緯度を示す変数
・経度を示す変数
・正確な地図画像
・ピンを示す情報 (画像でもいいけど)
・表示する地図の大きさ


ピンで指し示すだけで、すぐに思いつくだけでこれだけの情報が必要。
ルート案内をするためには、どんだけの情報が必要なんだろう?

*1:Excel VBA とか、変数や関数に日本語を使える。