シュール

夜も遅い電車のなかは、多種多様で面白い。
人事に対する愚痴だったり、歓送迎会での話題だったり、バイトの扱い方の講義だったり…
でも、なかには愕然とする状況もありうる。


今日は、そんなひとつの事例を。


ホームでは、恋人同士が情熱的なキス。
目をそらすと、それなりに渋いオジサマがプレイボーイを熟読。
となりには、白いiBookを広げたラッパー系のオニイサマがヘッドホンでガンガン音楽を聴いている。
反対側に目を向けると、左手をつり革に、右手に携帯電話を持った人間が3人並んでいる。
あとは、マンガを読んでる人がちらほらと見かけられるくらいか。


でも、なんかこう、僕の感性に訴えられる情景だったのは確かだ。