六角レンチ

今日は雨。
外に出れず、当然ながらNtRのミーティングも中止。
暇をもてあまして、ツール類の使い方を再考してみた


僕は、Magna50のメンテナンス/カスタムをするために、ワリと工具はそろえているほうだと思う。
全部ではないけれど、紹介しているページもある。
http://magna50.dip.jp/information/tools.html


真っ先に買ったのは、六角レンチセットかな。
ホームセンターで適当な値段なものを買ってみた。
L字になっていて、長いほうの六角はくぼみが付いている。
いわゆるボールポイント六角レンチというもの。
このくぼみのおかげで、ちょっとくらいナナメに回しても、ネジにフィットしてまわすことが出来る。
Magna50へハリケーン製シーシーバーを取り付けると、シートを留めるネジへ垂直に差し込めない。
このナナメにまわせるタイプでないとすごく苦労しそうだ。
僕はこれが一番気に入っていたりする。


短いほうにくぼみが無いのは、より強い力で締め付けや取り外し(緩ませ)を行うからだと思う。
ボールポイントでの仮締めに対し、固定のための本締めという位置づけ。
硬く締められているときは、短いほうをネジに差し込んで、長いほうをてこの原理で一気にトルク(回転させようとする力)をかける。
ここで躊躇すると、力が分散してなかなか回らない。
瞬間的に強烈なトルクをかけないと外れないくらい堅く締められてるネジも、往々にしてある。
やりすぎると、六角レンチ自体が壊れたりもするけど…
この辺は、誰でもコツを掴みやすい部分だな。


エアクリボックスを開けるとか、電装系統をいじるという場合に重宝している。
バッテリーボックスカバーを六角レンチで外して、シガレットソケットを取り付けたりね…
ここはエンジンを固定する際にも外さないとならないし。


あってよかったと思ったのは、ヨシムラキャブへのファンネル取り付け時。
ちっさい六角でないと固定できなかったりする。
まぁ、添付で付いてたりはするのだけど…


こんな六角レンチだけど、だいたい使用用途が限られているかな…?
缶きりや鋏などがセットになっている5得ナイフのような六角レンチセットや、リングでまとめられている六角レンチセットは、バイクを扱うには激しく使えないのでオススメできない。
たしかに携帯性は優れていて、エアクリとかバッテリー側カバーとかを外すには使えるのだけれど…
力を入れるにも垂直でないとダメとか、取り出すための回転部分が弱くて力を入れすぎると壊れるとか、手で持つ部分が太すぎて使いにくいとか、くるくる回すのに不向きであるとか…
結局、バラバラに購入したりする(^_^;


T型の六角レンチとか六角ドライバーは、プロ用かな…?
たまに欲しいと思うことがあるけど、扱いきれなくてそのまま工具箱の鉄くずと化しそう。


あとは…ラチェットタイプのソケットレンチと組み合わせて使う六角レンチかな。
これは使ったことが無く、欲しいとも思わなかった(だって今のが気に入ってるんだものw)のでノーコメント。


結局のところ、自分の用途に向いた工具を買えばいいという単純な話なんだけどね。
メカをいじるようになると、工具もこだわりがでてきたりするねw