ちょっぴり復活

いわゆるひとつの派遣切りに遭ったわけだな、これが。
まぁ、業態が請負なので、文字通りの派遣切りではないんだけど。


以前から、契約が打ち切られて自社へ引き上げたら解雇するよ…という通知があったので、契約の終了は事実上の解雇宣告。
電話で「3月末で終了」という知らせを受けたときは本気でキレた。
解雇通告が電話一本って、僕は野菜や魚のキャンセルと同類?
文字通り、人身売買だよなぁ…orz


でも、冷静になって考えると、これはこれで節目なんだよね。
ぜんぜんアリだと思えるようになってきた。


いまでさえ、職場では過労による病院送りが数名…
それも、派遣社員のほうではなくて、プロパーのほう。
トップの指示で派遣社員を使えなくなったら、ただでさえ残業超過してるプロパーに休みなんてとれるわけがない。


10年前の就職氷河期と言われた時でさえ、リストラで残った人が過労死するなんてザラだったのに…
その時期を "好景気の真っ最中だった" と振り返る空気。
今度は、どれだけ死人が出るんだろう?


ちなみに、IT業界は自動車業界と違って請負/派遣社員がノウハウを持ってる。
一応、顧客提出用に資料は作って渡してるけど、それだけで仕事をまわせるわけじゃない。
プロパーも現時点で忙しいから、渡した資料をザクっと読んで、誤字や脱字、文書の体裁だけチェックして客先提出しているのが実態。
内容も自分でつくんなきゃならないんだから、残った人たちの仕事量は膨大だ。


コストカットのつもりでノウハウもカットしたプロパーは、どうするつもりなんだろう?
まぁ一度躓いて、もう一回ノウハウの集積を図るんだろうけど。


切られるも地獄。
残るも地獄。


切られた僕に残されたのは UNIX/Linux の構築ノウハウ。
保守にからんだ監視のノウハウも積んできた。


だれか要りません?