教習

今日は仕事を休んで卒検。


出る前に、持参物をチェック。

  • 入所手続きのときの写真
  • 印鑑
  • 免許証
  • メガネ
  • 筆記用具

筆記用具はいいとしても、印鑑忘れてた…あぶないな(^^;


11:10くらいに津田沼自動車教習所へ到着。
とりあえず検定料(\6,300)を機械で振り込んで、受付のお姉さんに対応を聞いてみる。
8/13 の最後の見極めで、今日卒検を受けることを予約(教習手帳も預けて)していたのだが、11:30になったらまた来てくださいとのこと。
暇なので1Fの待合室に入ったら、同じ教習生と思われる人から「卒検ですか?」との掛け声。
戸惑いつつ返事を返すと、いろいろ雑談になった。
今日はBコースかもしれないとか、一度卒検を受けていて一本橋に落ちちゃったとか。
時間になったので受付へ行くと、教習手帳と教習原簿、それにゼッケン番号、今回のコースを手渡された。
ちなみにゼッケンは「1」。
1Fに戻って、卒検が始まるのを待つ。
2回ほど、指導員からコース説明を受けて、コース内にあるテントへ集合と言われる。


中型が、ATを含めて3人。
大型が、私を含めて2人。
いちど落ちて再受験のおばさんから「今日は少ないね〜」なんて声が。


説明を受けているときは「ふんふん、なるほど」とか思っていたが、テント内でコースをシミュレーションしてみると、頭が真っ白になって覚えていない。
ここでナメて受けてたら、絶対に落ちてるな〜と思いつつコースを頭に叩き込む。
「まずはコースを1週して、スラローム…クランク…踏み切り…急制動…S字…波状路…坂道…最後に戻る。…最初にコースを…」
ぶつぶつと呟いていたから、迷惑をかけていたかもしれない。
念のため、途中でコースがわからなくなったら聞いてもいいか確認したら、問題ないとの事。少し緊張が解れる。


指導員「バイク、何番がいいか希望ある?」
私「5番がいいです」

検定用に3番と5番のバイクがあるのだが、3番は左側のミラーがくにゃくにゃしてて気になって仕方ないので嫌。さらに、ギアの入り方もぎくしゃくとした感じなので、選べるなら5番って、ずっと考えてたので即答できた。
希望通り5番の教習車が用意されて一安心。


指導員(検定員?)から「準備できたら発進して〜。車で着いていくから。」
ゼッケン順に検定を受けるので、私は最初の最初で行うことになった。
緊張しながら、バイクを起こす前に再度コースを確認。
いつものとおりやってダメなら、それは指導員が悪いんだと思い直す。


バイクを起こしてスタンドを払う。
右後方を確認して、右足をステップへ。
ミラーをチェック。
キーをON。
クラッチを握って、ニュートラルの確認。
セルを回してエンジンをスタート。
合図を出して、なぜか左右確認。
逆の足をついてローギア(1速)へ。
左右確認の後に、バイクを発進。


なお、上記は一部正式な手順ではないことを付記しておきます(^^;
右足はステップだけではなくて、きちんとリアブレーキに足を乗せないといけないとか、左右確認はバイク発進の直前だけでいいとか。


発進して、外周をでたらすぐにクラッチの効きをチェック。
ここなら練習走行だと言われていたので、すぐにスラロームに入れる態勢にしておきたかったので。
今更な話ですけど、バイクの技能に関しては、ほとんどクラッチの操作がキーポイントだと思います。
1段階の最後に波状路を教習して、一本橋スラロームのクリア方法を理解するのにクラッチが必要だって分かったときは、「あ、こんなに簡単だったんだ」なんて思えたほどに基本でした。
これから二輪車の教習を受けられる方には、ぜひ、まっさきに微妙なクラッチ操作を覚えることをお勧めします。その他は小手先で何とでもなりますもん。
クラッチなんて、毎日操作してるよって思ってこれを怠ったばかりに、私は8の字で1段階の規定教習時間をオーバーしそうになったのですから…(TT)
で、苦手意識をもつスラローム
コーンにこそあたらないものの、いつもよりキレがない。
もっとハングさせて、きちんとアクセルを吹かしてクリアできれば言うことなしだった。
少し、心残りのまま外周へ。
次はクランクか…あ、ちょっと内よりに走っちゃったかも。
…ラインに戻ってもひよひよ運転で減点かな?
…どうせすぐにクランクだし、このまま行っちゃえ。
クランクの出口では、減速してきちんと右方向の確認。
少し曲がるところで膨らんだ気がするけど、次行くべきところに集中する。
…え〜と…あ、踏み切りか。
…次は急制動だな。って、その前にこの交差点、見通しが悪いということで一時停止するべきだったんじゃないか?
…教習中に通ったこと無いけどやって減点も無いだろうし、とりあえず停止しとくか。
…外周を右で、急制動…って、中型やってるじゃん。止まっとこう。
…速度40km、急制動準備は良いし、楽勝〜♪
…次はS字だな。右の合図を出して、ローギアに入れて、左右確認っと。
…S字、一度コースから飛び出ちゃったんだよな…
などと思いながら走っていましたけど…
ここで一度コースを間違え、S字を出たらそのままスラロームの隣を抜けるのに、外周へ出ようとしてしまった。
後ろで車からクラクションを鳴らされて気づきましたよ。
…え〜と、乗ったままバックでコースに戻ればいいのかな?
…あ、それでいいみたいだ。
教習中はよくあることだったので、何事も無かったかのようにコースに戻ることが出来た。
失敗って、財産だねぇ…
まぁ、検定員に「深呼吸、深呼吸〜!」って言われて深呼吸したのには、あとで笑ってしまったけれど。
減点対象でないことは終わってから知った。
…次は波状路…の前に障害物か。終わり間際に右を見て、と。
一本橋か。なんでここで左右を見なきゃならんのだろう。いまさらな疑問だけど。
一本橋って、楽勝〜♪
一本橋が終わったら、右合図を左合図にして、最後に坂道発進だったな。
…スタート地点に戻るのは、一本橋手前の交差点を通るのでよかったっけ?
…左合図にして、1番…は中型がいるから2番か。
…Killスイッチ、ニュートラル、キーをOFF。
…右後方確認して降りたらスタンドっと。
落ち着いて検定を終えたと思う。
でも、交代したときに気づいたけど手が震えてた。
こんな緊張感って、本当に久しぶり。


もう一人の受験者と交代して、車の中へ。
検定員と雑談していると、タクシーに乗っているような気分になってきた。
私「一発目より、2人目のほうが有利ですよね〜」
検定員「コースを回るという点だとそうだけど、一発目のほうが気負いが無くていいんじゃない?」
私「そんなもんですか?」
検定員「あなたの運転、よかったよ。スラロームは5秒台だし、平均台一本橋のこと)は余裕だったし」
私「あ、そうなんですか?」
検定員「めったにこんな成績ってないからねぇ」
私「それはよかったです」
一本橋はともかく、スラロームは全然気づいてなかった私。


ちなみに、私ともうひとり大型を受けた方って、8/7 に書いたロン毛のお兄さんです。
車の中で見てたら、ところどころ目視を忘れてたりして…大丈夫かなって思ってたら急制動でラインを超過。制動開始が、開始ラインより前だったらもう一周してリトライだと説明を受けていた。もう一度できるだろうと思ってたら検定中止。


厳しい…。


これを書いている今、教習手帳を見たら、このロン毛の兄さんに書こうとして間違えて書かれた "否" 制動区間超過 の文字。(もちろん、横線と取り消し印が入ってます)
同じ大型、しかも中型免許の無い"同士"だったので残念。


最後となったおばちゃん(AT限定)の卒検。
外周をまわって、さぁスラローム…というところで、進入方法を間違えて検定員の車からクラクション。
一発で検定中止だった。


厳しすぎる…。
外周しただけで 6,300円は、高い。
あ、気にしてなさそうなフリしてる…痛々しいよ…おばちゃん…


上記の二人は検定中止なので、合否発表を待つまでも無く指導員から声がかかる。
「今日、(卒業検定補習を)乗っていきますか?」
他の人たちには
「2F教室で合否発表がありますから…」
と。


合否発表の教室では、ちょっとしたアンケートと一緒に「合格です、おめでとう!」との言葉。
なんとなく喜べない感じで受け取って、アンケートをカキカキ。
教え方のよかった指導員とか、態度の悪かった指導員を実名で書く欄があったので、いままで思っていたことを全部書く。
私の中で、A指導員が最高。
ある2名の方のみ、最低…。


卒業式では、SDカードとかの説明もあったと思うけど、ほとんど覚えていないのでパス。


とりあえず、今日で教習所通いは本当に終わり。
見直してみたら、申し込みしたのが6/21。
それから59日目だから、大体2ヶ月間で教習を終えたということになる。
平日に行けたら、もっと短かったんだろうけど…
次は、実際に免許センターへいって、申請だな。