ときどき思い出す言葉

印象的な言葉って、結構あるもんだ。
日本人特有の感覚なのかなとか思うものもある。
そんな言葉のひとつが、これ。


「そんな前に並んで、恥ずかしくないのかしら」


忘れもしない、2006.8.19(バイクの日)でバイクショップイベントに行った時に、女性からボソっとつぶやかれたヒトコト。
僕はイベントホールに入って、最前列のいすに座ったんだ。
それを聞いて僕は思った。
「この人、なんのためにここまで来たんだ?」って。
嫌な勉強で、前のほうには座りたくないというなら僕にもわかる。
でも僕は、イベントを楽しむために来ている。
だったら前から順番に座っていったほうがいいじゃないか。
なんで前に座ることが恥ずかしいんだ?
イベントを見に来ただけで、参加する意思はないの?


とりあえず、僕にはその女性の感覚がわからなかった。
その言葉に従って後ろに引っ込むのも癪だったし、無視してイベントを楽しんだけれど。
一歩引いた立場で、イベント自体を馬鹿にした言葉に思えて仕方ない。


楽しむべきところでは楽しんで、悲しいときには泣いてやろう。
悔しいときには落ち込んで、嬉しいときには喜んでやろう。


大人げないのかもしれないけど…ね。
ま、常にポーカーフェイス(というより眠そうな顔?)を崩さない僕の言葉じゃないみたいだけど。